畜生
仏教において、鳥・獣・虫・魚などの全ての人間以外の動物のこと。
仏教ウェブ講座によると、岩波仏教辞典には「……仏教では前世の悪行の報いで、動物に生れ変ると考える。その動物の境涯を<畜生道>といい、六道の一つ。人間に残害され、互いに殺傷しあう苦を受けるという。」と書かれているという。
六道の中でこの畜道と人間道だけが実在の世界である。
三悪趣(地獄・餓鬼・畜生)の一つ。
三毒(貪・瞋・癡)のうちの癡の世界だと考えられる。