人生の哲学
「人生の哲学」(角川ソフィア文庫)渡邊二郎
uvoa.icon 各節初めの一文を読むみたいな感じでざらざら読み進めている。今はパート1の第三章あたり。まぁ個人的に最後らへんの生きがいとところにいきなり行きたい気もするが、いまのところ順番に読んでいこう。 死の章をパラ読みした。内容はもちろん分かっていない。とりあえずカントが激推しされていたのは分かった。
愛の章を読んでいるがあまり興味がわかないのが正直な感想。
想像していたのとちがいましたか?
あー、いえ、愛についてというトピックが今の所個人的に興味が薄くて。早く幸福と生きがいの章に行きたいなぁと。
追記2022/03/07。なんだかんだアガペーとエロースの違いについて述べ始めてから若干面白く感じてる。そういうことだったのか。 いま自己と他者のところを読んでいるが、中々に興味深い。自己とは他者あって初めて成立する的な論が主流のようだ。人付き合いを避けて人生を生きることは難しいのだろう。
続けて読んでいるが興味をそそるが小難しい感じだな。「他者論」とか「断絶」とか小耳に挟んだことはあったが、こういう感じだったのね。まぁともかく集団があってこそ個人が成り立つという大きな流れは揺るがない感じなんですな。むかしアドラーの嫌われる勇気でも「すべての悩みは人間関係の中にある」と言ってた気がするけど、人間関係の扱う範囲がここまで広ければそういう判断になるのも納得できそうな気もする。まぁでも強引すぎるとは今でも思う。
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本書の構成
パート1 生と死を考える
一章 問題への接近
二章 死を見つめる
三章 永遠性の問題
パート2 愛の深さ
四章 愛と、呼びかけてくるもの
五章 葛藤を秘めた人間
六章 愛の諸相
パート3 自己と他者
七章 交流と対立
八章 世間と役割
九章 他者認識と相互承認
パート4 幸福論の射程
十章 老年と、幸福への問い
十一章 幸福論の教え1
十二章 幸福論の教え2
パート5 生きがいへの問い
十三章 必然性を生きる自己
十四章 時代の現実の中で
十五章 意味と無意味の間
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死 のパートで出現した人物(ちょろっと出た奴は書かない) ヘーゲルゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル.icon 愛の章で出てきた人物(ちょろっと出た奴は除く)