プラグマティズムの格率
最初の定式化
「我々の観念を明晰にする方法」でなされた
元々の文脈
理解の明晰の度合いには段階がある
その、第3段階の明晰度で対象を理解するためには、次のような格率に従うといい
われわれがもつ概念の対象は何らかの効果を及ぼすと、われわれが考えているとして、もしその効果が行動に対しても実際に影響を及ぼしうると想定されるなら、それはいかなる効果であると考えられるか、しかと吟味せよ。この吟味によってえられる、こうした効果についてわれわれがもつ概念こそ、当の対象についてわれわれがもつ概念のすべてをなしている。
パースはそのキャリアをつうじて、プラグマティズムの格率を何度か言い換えている
いかなるシンボルであれ、そのシンボルのもつ知的な(intellectual)意味内容のすべては、あらゆる可能なさまざまな状況と意図にもとづく条件のもとで、そのシンボルをうけいれることから結果する理性的な(rational)行為のあらゆる一般的な(general)様式の総体にほかならない
魚津郁夫『プラグマティズムの思想』p141
Wikipediaではまだしっかりまとめられていない
プラグマティズムの格率 - Wikipedia
自分なりの解説を他プロジェクト(/villagepump/プラグマティズムの格率)に書いてみた久住哲.icon
2023/12/12