ニホンブンガクのフレーム
ニホンブンガクのフレーム
『1Q84』と『源氏物語』を読んでいて、だんだんニホンブンガクというもののフレームがわかったような気になってきた。日本の文学(あるいは日本内のもっと広い領域)は源氏物語から影響を受けつづけ、ある種の日本近代文学はその重力圏から抜け出そうと必死になってもがいた歴史だった。。。ゲームを作った相手にゲーム内で勝負をいどむのはたいへんだ。それが達成されたかは?……そして現代文学は……? といっても単純に諸作品を比較分析することだけに意味があるかどうかは、わからない。