『モナドロジー』の13
久住哲.icon
〈一の内に多がある〉という概念
envelopper une multitude dans l'unité ou dans le simple
ここでの「一」はl'unité(統一性)である
たぶん、デカルトの時点ではこの発想はなかったんじゃなかろうか
?:そこで言われていることもまた単なる主張であるように思われる
〈部分が無い存在者の徐々なる変化〉を理解しなければならない
前提として、自然的な変化というものの理念がある
自然的変化というものは「徐々に起こる」
だが、モナドには部分が無い
そこで、「部分はないが、さまざまな動きや関係はある」と言われる
自然的変化が徐々に起こることは、複合体が存在することと同じように、前提されている