『フランケンシュタイン』のプロット
物語は時系列的に終盤の場面から始まる。
また手紙と手紙の間にフランケンシュタインの物語が挿入された枠物語でもある。 フランケンシュタインの物語の中に怪物の語りによる過去回想もある(三重構造が見られる)。
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ウォルトンの手紙1(一七**年一二月一一日)
手紙2(一七**年三月二八日)
手紙3(一七**年七月七日)
手紙4
一七**年八月五日→ウォルトン一向がフランケンシュタインと出会う。
一七**年八月一三日
一七**年八月一九日→フランケンシュタインがウォルトンに自分の悲劇的な災難を語ることを約束する。
フランケンシュタインの物語1 私の生いたち(副題は青空文庫による)
2 自然哲学への夢
3 運命の門出
4 生命の創造へ
5 クレルヴァルとの再会
6 故郷からの便り
7 暴風雨のなかで
8 罪なき者の処刑
9 呪わしい苦悩
10 怪物とのめぐりあい
11 物置小屋での寝起き(怪物の過去回想1)
12 フェリクスの家族(怪物の過去回想2)
13 アラビア娘の来訪(怪物の過去回想3)
14 家の人たちの身の上(怪物の過去回想4)
15 怪物とド・ラセー老人(怪物の過去回想5)
16 怪物の旅(怪物の過去回想6)
17 怪物との約束
18 イギリスへの旅立ち
19 荒凉たる孤島で
20 約束を破棄して
21 思いもかけぬ災難
22 帰郷と結婚
23 最愛の者の死
24 極地への追跡
ウォルトンの手紙5――続き(一七××年八月二十六日)
手紙6(一七××年九月二日)
手紙7(一七××年九月五日)
手紙8(一七××年九月十二日)→フランケンシュタインが衰弱死、怪物がやってきて復讐が終わったから自分も命を断つと宣言して去っていく。