Logseqのプロパティ
特別なプロパティ
設定するとプロパティ設定のリテラルが消えるプロパティ
background-color は入力すると表示が消える(メタなプロパティ)
query-table (1) will mark a query to be shown as the table view.
collapsedはよく分からないが、trueかfalseが入るっぽい
tagsはページに特別なリストが生成されるようになる(see also page-tags) templateはそこにテンプレート名を設定することでそのブロックがテンプレートとして使えるようになる
template-including-parentは、親のブロックもテンプレートに含む設定。
デフォルトでは親のブロックが含まれている。
テンプレートを使うときに親のブロック(templateプロパティを設定するブロック自体)まで表示させることが不要であれば、これをfalseに設定しておけばいい。
例
code:md
- 毎日のタスク(このブロックは表示させない)
template:: テンプレート名
template-including-parent:: false
- LATER ラジオ体操をする
- LATER 純粋理性批判を読む
code:md
- 毎日のタスク(このブロック自体も表示させる)
template:: テンプレート名
- LATER ラジオ体操をする
- LATER 純粋理性批判を読む
aliasはエイリアスを定義できる
id (1) specifies an Id for org mode.
titleプロパティはファイル名とは異なるページを設定できるようだ
created-atと updated-at はブロックにしか使えない。タイムスタンプを設定できる
parentは正直よく分からない。親ブロックを参照できるらしい。
query-properties (N) stores a user's custom properties to be shown for a query table.
filters (N, object with booleans) store selected filters for linked references on page-level.
Logseqのfiltersプロパティ
filtersプロパティはページのプロパティとして設定する
考え方としてはフィルター設定のUIでフィルターをいじらなくても、手書きで直接フィルターを操作できる……ということかと思う。
書き方
code:clj
filters:: {"関連ブロックに表示させたくない項目" false, "テンプレート" false}
用途
どのページでも特定のページ(例えば「テンプレート」など)は関連ブロックに表示させたくない……と思っている場合、例えば、filters:: {"テンプレート" false}という文字をコピーしておいて、これをページのプロパティ設定ブロックにペーストすれば、時短になる。
public (boolean) defines whether a page should be included in an export.
iconはページ名に絵文字アイコンを設定できる
ブロックのプロパティとページのプロパティ
疑問:ブロックにエイリアス設定できるか?
しても意味がない。
ページ名ではなくIDでリンクされるから
ブロック内に特定の記号を書いておけば、ブラケティング検索で呼び出しは楽になる
ブロック内で改行すれば見た目もスッキリ
ブロックにプロパティを付与する
ブロックでもブロック内改行してプロパティを設定できる
https://gyazo.com/ab4c0fe4b7e8f7eded8b2a49fe5f71c2
ページの最初のブロックでtype:: bookなどする
クエリで検索できる
具体的な方法
{{query (property type book)}}で「property/typeがbookのページやブロック」のリストを生成する
alias:: エイリアスのワードでページのエイリアスとなる言葉を設定することもできる
Logseqのプロパティの例でname:: hogeというのがあって、「え?名前はブロックに直接書けばいいじゃん」などと思っていたが、これはScrapboxのアナロジーで考えていた。というのも、ScrapboxではタイトルがそのままURLを構成し、このURLがいわばIDになるからだ。しかし、Logseqのブロックは、今思えば、それぞれにIDが割り振られており、このIDはそのブロックに書かれている内容と関係がない(中身を書き換えても、IDは変わらない。)ところで、クエリはDatomicを下敷きにしていて、これはエンティティIDという概念を含む。このエンティティIDというものをもとに考えれば、「エンティティに名前属性を記す」とイメージすることができる。 エンティティというのは、entitas(存在者)のことだ。存在を意味するensが語源になっている。このとき、「存在は実在的な述語ではない」というカントの表現を思い出せば、理解の助けになるだろう。すなわち、「name」というのは実在的な属性(※ある存在者がどんなものであるかを表す言葉)だが、存在は属性ではない。その存在を指示するしるしとして、エンティティIDがある。
神の存在証明