Logseqのプロパティについて紹介するメッセージ原稿(Discord投稿用)
code:discord
Logseqではページやブロックにプロパティ(属性)を設定できます。
個々のブロックやページにキャラ付けできる感じです。
Scrapboxだと#ハッシュタグをページに貼ると、そのリンク先のページと、それが貼られたページとが関連づけられます。すなわち、ハッシュタグはページに貼られ、そのページ全体が「このハッシュタグと関連あるページですよ〜」ということになります。
Logseqのハッシュタグは、Scrapboxと同様、ページとほぼ同義です。違うところは見た目くらいかなと思います。一方、Obsidianでは、リンクとハッシュタグでは意味が異なります。具体的に言うと、Obsidianのハッシュタグをクリックすると、その文言で検索が行われることになります。しかし、ScrapboxやLogseqでは、ハッシュタグをクリックすると、ハッシュタグにされている言葉をタイトルにしたページに移動します。
こういった点ではLogseqとScrapboxは同じなのですが、Logseqの場合、ハッシュタグ(あるいはブラケティングによるリンク)はブロックに貼られると考えたほうがいいと思います。ただし、そのブロックはたしかにページの中(ページの下位)に置かれるので、ページもまたリンクされることにはなります。結果として、Linked Reference(Scrapboxでいう関連ページリストみたいなもの)にはページへのリンクも表示されます。しかし、基本はタグはブロックごとに貼られます。この点がScrapboxとはぜんぜん違います。
もっとも、Scrapboxにも似たような機能はあります。関連ページをクリックすると、リンクされた行に直接ジャンプするという機能です。この場合、リンクはページというより行に貼られているという感覚を覚えるかもしれません。しかし、Scrapboxの場合は、ページのなかでも一番上に置かれているリンクにジャンプするのであって、リンクされているすべての行が強調されるわけではありません。Logseqでは、リンク(タグ)が書かれているブロックがすべて「関係してますよ〜」という風に、Linked Referenceに表示されます。
例えば、「アープラノート」というページを作ったら、そこに「type: Scrapbox project」と書き込むと、「このページのtypeはScrapbox projectですよ〜」という意味になります。
「クエリ」という照会機能で、「typeがScrapbox projectのページをリストにして表示してくれ」とLogseqに命令すると、リストを返してくれたりするのですが、そういうときに使います。