必要条件
$ Aが必要条件という時
目標となる別の条件$ Pがあって、$ Pを満たすためには最低限$ Aが満たされていなくてはならない。
$ Pの正体が一体何なのかを考えるときに、$ Aによって「最低限こういうものではある」と範囲を限らせる。
e.x. $ P「自分の望むやりがいのあるゲーム」とは、最低限$ A「リスクとリターンの駆け引きがあるもの」である。
この文脈では、$ P「自分の望むやりがいのあるゲーム」の正体が何なのかが知りたい。
すると、その条件から問題がさらに考えやすくなったりすることがある。
条件が増えれば増えるほど連想しやすく考えやすい?
本質を見出すためには、既知の事実としてある「AならばB」を疑うと良い?
$ Pをうまく記述するためには、もう少し別の条件/制約が必要かも。
整数問題だと、必要条件で有効そうな整数を限っていくことで、有限個の整数を吟味する論法をよく使う。
$ P \Rightarrow A
集合にすれば$ P \sub A
$ Pの中の点を任意に一個選べば、必ず$ Aの中にも含まれている。
逆として、$ Aの中から選んでも$ Pに含まれているとは限らない。
(選び出す側の制約が足りないため)
https://gyazo.com/36cfe41486dee17f801076aca14fbff6
トラックパッドで書くのたいへん
しっかり理解するなら、ここの集合と論理のプリントをお勧めしたい
広瀬教育ラボ
しかし、このページで言う必要条件は
$ Pかつ not$ Aであるような対象物が存在する場合も含んでいることがある。
https://gyazo.com/cecb4dcc458a592507cd423151c5e1e6
つまり、必ずしも論理学的な$ P \Rightarrow Qが成り立つわけではない。
$ P \Rightarrow A = \mathrm{not} \ P\ \mathrm{or}\ \ A
その際には、特記事項のない限りそのような例外的な$ Pの要素($ Aに含まれないもの)を排除した上で考えていることを留意。
https://gyazo.com/3939754bd70a0d76863e1af746e98f71