引用のサンドイッチ構造
ディベートに引用はつきもの。
現状分析や重要性・深刻性で資料を引用することで、信用性を強化することができる。
ただし、正しい引用をしないと効果は発揮されない。引用のサンドイッチ構造を覚えておくと、引用の効果を最大化できる。
引用のサンドイッチ構造は、リード文・引用文・まとめ文の三つからなる。
リード文とは、これから何について引用するかを簡単に説明する文。
引用文は資料そのものを使う。ただし話の順番に決まりがある。まず、引用のソースについて説明する。審判があとで簡単に検
索できるぐらいの情報をだしておく。著者・発表年・記事のタイトルが必須。新聞記事なら新聞名・発表年月日・記事タイトル。そして、引用文。引用文は一字一句変えてはいけない、というのが鉄の掟。
まとめ文は、引用文の中で特に審判に記憶しておいてほしいところをまとめる。
たとえば、2016年6月4日に『自由時報』で黃邦平記者が書いた「錄取新鮮人 企業最在乎的不是學歷」という記事があります。
(前略)
yes123求職網( http://www.yes123.com.tw )調查,今年高達93.9%的企業有意願聘僱應屆畢業或剛退伍的新鮮人,比去年93.1%、前年90.7%再度成長,也創下這項調查自2008年以來的新高。但招募人數平均10.9人,略低於去年的12.1人。 yes123求職網發言人楊宗斌認為,企業主在挑選新鮮人時,首要是看「工作態度」,其次才是考量「工作能力」;同時求職者的「技能、證照、實務經驗」,又比「學歷、在校成績、長相外型」更加重要!(後略)
これを、サンドイッチ構造を使った引用文にするとこうなります。
table:引用文の例
就職活動では、学歴はそれほど重要ではありません。 リード文
『自由時報』2016年6月4日、黃邦平記者による「新人採用 企業が最も気にするのは学歴ではない」から引用します。 ソース
「yes123の広報担当者である楊宗斌氏は、企業経営者は新人を選抜する際、 引用文
第一に「勤務態度」、第二に「勤務能力」を重視し、同時に求職者の「学歴、学校の成績、外見」よりも
「技能、証明書、実務経験」を重視すると考えている!」引用終了。
このように、企業経営者が重視するのは勤務態度や勤務能力で、学歴ではないのです。 まとめ文