否定側立論の作り方
否定側の基本的な考え方は、「今のままでいいじゃん」です。
肯定側のプランを実行すると「悪いことが起こる」。そしてその「被害は甚大だ」という流れで説明していきます。
基本的な否定側立論は、「最初の呪文」「デメリットのラベル」「発生過程」「深刻性」という流れになります。
最初の呪文
「これから否定側の立論を始めます。定義は肯定側に従います。否定側の立場は現状維持です」。ここまでは何も考えずにコピペしていいです。ルール上定義は肯定側しかできないので、「定義は肯定側に従います」。「今のままでいいじゃん」を少し頭よさそうな言い方にすると「否定側の立場は現状維持です」になります。
デメリットのラベル
「デメリットは、○○です」。
肯定側のメリット同様、○○の部分は名詞で終わる短いタイトル的なものにしましょう。
発生過程
肯定側のプランを実行すると、どんな悪いことが起こるのかを、順序だてて説明してください。ここでは証拠資料は要りません。
深刻性
「重要性」じゃなくて「深刻性」であることに注意してください。
デメリットが発生したらどれだけひどいことになるのか、証拠資料を使って説明しましょう。