義務論の要素を取り入れた功利主義
行為に対する指針として規則を考えておき、功利計算の対象を行為ではなく、適用する規則を選ぶようにすればよいとした
たとえば「嘘をつく」ということは経験則的に幸福を最大化しないので、規則として認めておく、「朝にちゃんとご飯を食べる」と幸福を最大化できるので規則にしておく、など
ただ乗りを防ぐことができる
本当に功利主義であると呼べるのか?という問いもある
規則が義務になっていないか?という問題
ある意味義務論を功利主義の上で構築できるという強みとも言える
たとえば人間はいつでも落ち着いて功利計算ができる訳ではない
そういった場面に備えて、冷静な時に功利計算をしておき、実際の場面でそれに従えばどうか
一応その場で功利計算してもよい