足場かけ
認知科学、学習科学において足場掛け(scaffolding)とは、学習者が課題を解決するため支援者が介助する行為を指す
「足場かけ」という名前の通り、学習者が熟達した後は、「足場」は撤去される
「ヒント」とはちょっと違うことに注意
むしろ「ヒント」は足場掛けを構成する1要素といえるかもしれない
「足場かけ」という言葉を生んだ「認知的徒弟制」について|臼井 隆志|Art Educator|note
「「足場かけ」は一般的には「学習者が自分で課題に取り組めるように支援する」みたいな意味合いで使われることが多いです。」
https://researchmap.jp/wysiwyg/file/download/327084/150198
「足場かけ(scaffolding) とは、ウッド、ブルーナー、ロス(1976)によって提案された概念であり、学習者とそれより有能な他者との間で作業を共有することで、学習者だけでは計画・実行できない課題を行うこと、その経験から学ぶことを可能にするものである。」
ワークショップの足場かけ:抽象的思考と具体的思考の変換プロセスの支援|安斎勇樹|note
「プロセスデザインのなかでも重要な考え方に「足場かけ(scaffolding)」という考え方があります。足場かけとは、建築物を作る際に足場を用意するように、学習者が課題を解決するため支援者が介助する行為を指します。ヴィゴツキーの理論を基盤に、心理学者のブルーナーが提唱した概念です。」
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発達の最近接領域
認知的徒弟制