前操作期
前操作期 (前操作的表象期)
イメージと言語機能を獲得し,事物を言語やイメージを使って頭の中で関連付ける象徴機能が明確に現れる
自己中心性:他者の視点の獲得はまだ困難で,他人が自分と異なる見方・感じ方・考え方をすることが理解できない
中心化:事物を一つの側面からしか見ることができず,それ以外は無視する傾向
アニミズム:無生物も意志や感情を持っていると考える傾向
象徴的思考段階
2 ~ 4歳頃
運動を心的に再構成する・運動感覚的なschemaが内化され始めイメージが発生する
それに基づく象徴的行動が開始される
見立てて遊ぶ:ままごと,ごっこ遊び,積み木を電車に見立てるetc
個々のイメージを中心とした前概念と呼ぶべきものが子どもの言葉を支える
あくまでも独自の主観的な記号で, 客観的操作を用いて抽象的に理解することはできない
直感的思考段階
4 ~ 7,8歳頃
概念が進み,分類,数量化,関連付けなどの論理的思考を行い始める
その際の判断は未だ直感的
思いつきで因果関係を推論する
分類や状況の理解の仕方がその時々の目立った知覚的特徴に左右され,一貫しない
論理的思考の枠組みができつつも,知覚の束縛から抜けきれず,知覚が優勢
難しいもの
保存の概念
質量保存の法則etc
他者視点の理解
3つ山課題
月の満ち欠け
from Piagetの発達理論
出典:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sjpr/49/4/49_644/_pdf/-char/en
https://psychoterm.jp/basic/development/09.html
http://tanoshi-ryouiku.com/node/93
http://www1.s2.starcat.ne.jp/ryokichi/sub2%20htm%20docu/sub2-5.htm
心理学概論