ニューロンの発生・極性形成
ニューロンの発生・神経細胞極性形成
ラット海馬から培養した神経細胞の場合
外部からの刺激がなくても、自発的に細胞極性を形成する
https://gyazo.com/6a2e12ffc1a98dc447b9b4990070f680
葉状仮足を形成する
培養開始数時間、ステージ1
未成熟な神経突起(minor process)がのびる
ステージ2
まだ対称的
各突起がダイナミックに伸び縮みを繰り返す
突起のうち1本が急激に伸びる
培養開始1.5日、ステージ3
神経細胞の対称性の破れのメカニズム
成長円錐の前進運動
伸び続けながら、軸索特異的な分子が集まって軸索へ分化する
残りの突起が伸びる
培養開始4日、ステージ4
伸び続けながら、樹状突起特異的な分子が集まって樹状突起へ分化する
他のニューロンの軸索・樹状突起との間にシナプスを形成する
ステージ5
軸索誘導
脳組織の場合
神経細胞移動を伴う
進行方向前方に先導突起(leading process)、後方にtrailing processをもつ
https://gyazo.com/83cbaa411b5c51f116d6334971774086
大脳皮質興奮性ニューロン
脳室帯で、神経前駆細胞が非対称分裂して生じる
大脳皮質抑制性ニューロン
基底核原基で生じる
TODO
放射状神経細胞移動
サブプレートニューロン
との関係
神経細胞極性 - 脳科学辞典