スピノザ
デカルトの二元論に対して、一元論を主張
神こそが唯一全ての実体 → この世は神のみでそれ以外はなんもない
スピノザの考える神
ヤハウェではなく、自然
日本人の自然信仰のようなもの近いかもしれない
神が自然なら、この世の全ては神が姿を変えて現れたもの → 物心二元論は必要ない 物質も精神も神が姿を変えたもの → 神に帰結する
主観も客観も神の現れなので、デカルトのような無理筋でなくとも一致すると説明可能
汎神論 ← この世の全ては神の現れと考えること
人物
スペインからオランダに移住したユダヤ人一家の生まれ、生涯をオランダで過ごす
汎神論によって、無神論者とされる
ユダヤ教を破門
著書エチカ(ethica)は死後出版されることになる 「幾何学的秩序によって論証された」
数学書のような哲学書
淡々と「定義」「定理」「証明」が繰り返される
証明されるのは「神こそが唯一の実体」
禁欲的な生活を送る
大学への就職も蹴り、レンズ磨きを仕事とする
レンズ片によって肺結核を悪化させ45歳で亡くなる
当初は「死せる犬」として葬られたスピノザ哲学
1世紀後にドイツで発見され、後世に大きな影響を残す
https://i1.wp.com/www.jornalopcao.com.br/wp-content/uploads/2017/03/Spinoza-620x350.jpg