Cirklon
https://images.squarespace-cdn.com/content/v1/5808f139b8a79b2b73259cd1/1607703509605-CSYVLVVZ8PQY3JSJ9P91/P1000365%281%29.jpg
Cirklonマニュアル
https://gyazo.com/5475ae71c6c03b656ae8e5291020eb21
Cirklon のパーツ
真ん中のツマミ16個と下のボタン16個
ロータリーエンコーダ → つまみのこと
相対的に値を変化させる
回して値を変化、押して確定。
キー → ボタンのこと
SONG, SCENE, TRACKページではトラックキー/エンコーダと呼ぶ
ミュートなど、トラックの設定を変えるとき
パターン編集では、ステップ値を編集するためステップキー/エンコーダと呼ぶ
パターンエディットモード
パターンのステップを変えるとき
A, Bノブ → 右上のエンコーダ
300度の角度で絶対値をもつ
SCLUPTモードとかで使う
VALUEエンコーダ
押すとEnterキーとして働く
ディスプレイ右
Cirklonのコンセプト
マルチトラックMIDIおよびCV/ゲート・ハードウェアシーケンサー
最大64個のトラック
各トラックは接続されている楽器のノートやコントローラーのパターンを演奏可能
接続可能なデバイス
1. 5つの独立したMIDIポート
2. オプションハードウェアのマルチチャンネルCV/ゲートポート
3. クラス準拠USB-MIDIインターフェイスの6つの仮想ポートの1つ
4. SYNCポートに接続されたオプションのドラムトリガインターフェイス
PPQNはBPQNとも表記され、midi分解能を表す
2MBのバッテリバックアップRAMが搭載
RAMには、すべての楽器のデータと設定オプションが格納される。
RAMは不揮発性で電源を切っても保存される。
電源を入れた瞬間に作業していた音楽に戻れる。
曲、楽器定義、および設定の設定の保存
以下の箇所にSave/Loadが可能
1. 内蔵フラッシュストレージ
2. 背面パネルスロットの標準FATフォーマットSDカード
メモリの内容全体を1つの .SYX ファイルとして保存する.
またはMIDIシステムの排他的ダンプを使用してバックアップおよび復元も可能.
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Cirklon の基本概念
SONGページ
1曲を構成するすべてのパターンをまとめたもの
複数のSONGをCirklonのメモリにロード可
再生できるのは一度に1つのみ
曲には
1. 各TRACKの楽器割り当て
2. SCENEの集合がある
SCENEページ
PATTERNと同様に、各SONGには各TRACKの楽器割り当てとSCENEのセットがある
最初のアクティブまたはミュートの状態、およびその他の多数の値の設定
各トラックのパターン選択
楽器のアサイン → どの楽器が各トラックでパターンを演奏するかを決定する。
ソングに一連のシーンを作成する
全体のピースを、トラック全体で演奏するいくつかのパターンからなる、より小さなセクションから組み立てる
code:text
By creating a sequence of scenes in a song, a whole piece can be assembled from smaller sections, each composed of a number of patterns playing across the tracks.
トラックをまたがって演奏される複数のPATTERNから構成される小さなセクション、これらをSCENEとして作成し一連の流れとすることで曲を作る
SONG と Instrument definitions
曲を演奏するために必要な情報が全て含まれる
TRACKページ
シーケンスエンジンの一部で、 PATTERN を制御する
MIDI出力を生成する
パターンの再生を制御し、すべてのMIDIイベントを生成する配列
楽器定義(Instrument definitions)
Cirklonが制御する実際の楽器の定義
接続されているMIDIポート
チャンネル
ユーザー定義のノートとコントローラーのラベルの保存
編集操作の利便性のため
TRACKの動作を変更するためのオプションも含まれる
重要?
リアルタイム操作のための一連のトラック値
楽器定義はグローバル変数
各トラックでどの楽器を使用するかは、各ソングの一部として行われる
ロードされるすべての楽曲は同じ楽器セットにアクセスする
Cirklon内の概念定義
https://gyazo.com/37228dc71b967842b1611d7f6a08a9c5
SONG
SCENE(のリスト)
TRACK(のリスト)
TRACK ← INSTRUMENT(楽器定義)
楽器アサインでTRACKに楽器を設定する(MIDI出力先やその他の設定を定義する)
TRACK ← PATTERN // ここがSCENE毎に変わる
SCENE毎に、TRACKに異なるPATTERNを指定して曲を展開させる
つまりSCENEとはTRACKとPATTERNの組み合わせの保存単位である
sceneは、どのpatternを演奏するかをtrackに伝えるだけ、とも言える
PATTERNはSCENEとは独立に存在するもの
PATTERNはMIDIシーケンスを定義する
一般的なDAWの画面でCirklonを例えると…
以下の画像で言うと
各行で楽器とかが指定されていて、それがTRACK
TRACK内に並ぶピアノロールや波形がPATTERN
それをどういうタイミングで並ぶかを指定するのがSCENE
緑の線の進み方の指定がSONG PLAY MODE
https://gyazo.com/da3a07d7123a8a18535ecdae05883e34
code:python
# python での擬似コード
# 楽器を定義
楽器1 = Inst(port=1, chan=1)
# パターンを定義
# トラックに楽器をアサインする
トラック1.assign(楽器1)
# シーン1を生成する
# トラック1をパターン1 に割り当てる
シーン1 = {トラック1: パターン1, トラック2: パターン2}
シーン2 = {トラック1: パターン2, トラック2: パターン3}
# シーンを演奏する
Cirklon.play(シーン1)
Song Play モード
ソング内に登録されているシーンは、いつでも手動で呼び出し可能
SongPlayモード → 曲内の全シーンを自動的に再生するためのモード
SONGページに移動すると、Cirklon はデフォルトでソングプレイモードに入る。
SongPlayモードでは、各シーンは選ばれた数のバー(bar)を演奏し、その後に次のシーンに移動する。
manual advance(手動進行?)
これが設定されたシーンは、幾つかのセクションに従って自動演奏するが、自分で続きを続行するまでは特定のシーンをリピートさせることができる。
シーンループ
シーンループを設定すると、ソング内の連続した複数のシーンをループ再生できる。
SONGページのモード変更 → SONGキーを押しながらRUNキーを押す
1. AUTO → SONGページでのみシーンが進行する
2. SONG → パターン編集を除く全てのページでシーンが進行する
3. WORK → シーンがリピート再生され、手動で進行させる
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Cirklon での曲作り
以下のステップが必要
1. 楽器定義とアサイン
2. パターンの作成とアサイン
3. パターンのアサインをシーンとして保存する
メインページ
まず4つのメインページを理解する (これらのページはディスプレイ左の4つのボタン押下で切り替える)
1. SONG
最初に電源入れたら最初に表示されるページ
2. SCENE
3. TRACK
4. PATTERN
表示されているページのボタンのLEDが点灯しているはず。
1. SHIFTボタンを推しながらSONGを押す。
次に creat new とディスプレイに表示される下にある、エンコーダ6を押す。
SONGページ
TEMPO でBPM設定
SHIFT + VALUEエンコーダ で変化単位を 0.1 ~ 1.0 ~ 10.0 に増減できる
SCULPT 連打で、そのペースのBPMを設定可能
SWING は 16分音符までのシャッフル感を設定する
TRACKページ
現在の編集トラックに関する情報が表示される。
パターンの選択、編集、リアルタイム録音など
現在のトラックはディスプレイの左下、またはロータリエンコーダ左下の緑LEDで示される。
16以上のトラックを使いたいとき
トラック数のデフォルトは 16
32, 48, 64 にも設定できる(16の倍数)
トラック数の変更はマニュアルの Play Mode Menu から User Configuraiton を参照のこと)
トラック数が16より多いときの操作
キーとエンコーダーは16個なので、トラック数が32以上に設定されているとトラックはトラックキーとエンコーダーは16バンクにマッピングされる
BARエンコーダーを押してバンクを進める。
ディスプレイには、選択されているトラックが表示される。
トラックのミュート
トラック番号と同じトラックキーを押すとミュート
SHIFTキー + トラックキー で次の1ループだけミュート
楽器の定義とアサイン
TRACKページのinstrumentメニューで行う。
楽器定義の編集 → SHIFT + Instrument で楽器定義の編集
Multiオプション
マルチティンバー(Multi Timbre)なシンセを使うときON
マルチティンバー → MIDI音源モジュールなどで、ドラムとピアノとギターなど、複数の音色を同時に出せること
MIDIチャンネル番号を指定する追加のフィールドがトラックページの楽器アサインの横に表示される。
アクティブなチャンネルごとに同じ楽器を再定義する必要がなくなる
No Xpose と No FTS
パターンの転調や楽器に対する力の大きさ(force to scale)の影響を全体に無効にする
ドラムマシンやパーカッションモジュールで一般的に使用される
特定のサウンドが各ノートナンバーにマッピングされる
No Edtrk Thru オプション
楽器への送信MIDIノートの自動ソフトスルーを無効にする
現在の編集トラックとして選択されたトラックに割り当てられていても無効
CC0=bankMと CC32=bankLオプション
バンク選択MSBとLSBメッセージにCC番号0と32を使用できるようにする
バンクセレクトCCが有効かつその値が使用中のとき、プログラムチェンジメッセージと共に転送されて保存される
パターンの生成とアサイン
パターンの作成 ← 事前にTRACKに対して楽器定義とアサインが必要
パターンは様々な場所から参照されるので、変更すると他の箇所で曲に影響がでる
パターンのタイプ
1. P3 pattern
sequentix p3 sequencerの強化バージョン
アナログ・ステップ・シーケンサーと同様の方法でパターンを作成できる
プロセッサベースのマシンでのみ可能な、変調と相互作用する方法が追加されている
2. CK pattern
イベント・リスト・パターンで、以下の楽器に適している
ポリフォニック・キーボード
パーカッション・パート
クオンタイズされていないリアルタイム・レコーディングにも適している
パターンリストの表示
TRACKページでPATTERNを選択。
デフォルト動作 → 現在のトラックに作成されたパターンのみ表示
作成された全てのパターンを表示 → SHIFTキー + Enterキー で選択
ソング内のすべてのパターンを含むように表示可能
パターン名右の*は未保存の変更があることを示す。
差分は、上書き保存、別名保存が可能。
FILLパターン
FILLパターンが設定されているTRACKは fill-in に入ると設定されているFILLパターンを再生する.
FILLキーで fill-in をトリガーできるのは, SONG, SCENE, TRACKページのとき
FILL-IN モード → SongPlayモードでFILLキーを押す
一度FILLキーがトリガーされると、FILLキーがfill-inが完了するまで点灯する
FILLパターンが割り当てられたトラックがない → すぐオフ
FILLキーを押し続ける → FILLパターンが連続してトリガーされる
FILL-CONFIGモード → SHIFT + FILL押下
fill-inのとき各トラックの振る舞い
fill-inの終了タイミング
各TRACK番号に該当するエンコーダを回して設定する
FILLパターンが設定されたトラックは黒箱になっている
1. auto → トラックがアクティブ(ミュートされていない)の場合、FILLパターンが再生される
2. active → FILLパターンが常に再生される
3. mute → fill-on の時にトラックがミュートされる
4. no fill → fill-in 時にトラックを無視する
FILL リリースの設定 → FILLがトリガーされた後、いつメインパターンに戻るかの設定
1. key → FILLキーが押されている間だけFILLパターンが演奏される
2. bar → 次のグローバルバーの終わりになるまで
3. scene → 現在のSCENEの残りの間演奏される
ユーザー設定オプション「play fills in edit/record」
「on」のとき(基本はこっちのほうが便利では…?)
FILLパターンを編集中はFILLパターンが演奏される
「off」のとき
FILLパターンを編集中していても、演奏されるのはメインパターンのほう。
注意: パターンエディットモードでは、FILLキーに異なる目的が設定されている.
パターン編集
P3パターン作成時の画面は以下
線より上はパターン情報
♪ マーク → タイムベース設定 → マスターテンポの分割としての, 各ステップの継続時間.
線より下はステップビュー
1ステップ分の設定値がすべて表示される.
ROWキー押下で行ビュー <ー> ステップビューへ画面遷移
https://gyazo.com/e436cf667560dcecf90462963e4c0a26
P3パターンとは?
以下の値の16ステップの行列と考えることができる.
table:p3pattern
名前 説明 範囲
note MIDIノート C0 to G#10 (MIDI notes 0 to 127)
velo ベロシティ 1~127
length 音の長さ 0 ticks から 16ステップ全部鳴らす, または “hold”
delay 音の開始をクロック数分遅らせる(192 ppqn) 0 ~ 47
aux A~D(値) 割り当て済みMIDI-CC / AUXイベント値の設定 MIDI CCs: 0~127 または各AUXのレンジ
aux A~D(status) 関連するCCまたはイベントをトリガーする on / off
gate MIDIノートをトリガする on / off
tie 現在のノートを次のstepの開始直後まで強制的に継続する on / off
skip step を次のスキップされていないstepまでスキップする on / off
gate は単にステップキーを押せば on/off切り替え
note はエンコーダを回せば良い
velo は s:ttの形式 → s 全ステップ数, tt stepを48で割った値
tie, skip, X は左側の専用キーを押す
数値は, note, velocity, length, delay, A~Dにラベルされた4つのAUX.
ON/OFFのフラグ値が, gate, tie, skip, X, 4つのauxes.
これらの値は、行列の行を構成する
https://gyazo.com/4796972e870662351588c8bf667758a0
ステップの長さの表現
:24 は 24/48 の長さ
1:0 は1ステップ分の長さ
6:1 は6ステップと1/4の長さ
SHIFT + エンコーダ で HOLD設定 → 00 と表示される
次のアクティブステップまで音を保持する
複数ステップの同時編集
GANGキー + 任意のエンコーダ → 同時編集するグループの作成
DELETEキー + GANGキー → 全グループを削除する
SHIFT + GANG → グループ反転
GANG + ステップエンコーダ(オレンジLED) を押しながら、さらに別のエンコーダを押す → 等間隔でGANGを追加できる
スロープ編集
階段状に値を編集する方法 → エンコーダを押しながら、別のエンコーダを回す
ステップの進行方向
変更は直ちに反映される
反映のタイミング → 次の グローバル・バー・ループ のタイミングで再同期フラグが立つ
グローバル・バー・ループ → 1-barループのスタートの共通参照のこと。不規則な長さのパターンをステップ内に保持可能
タイムベース
16 → 1ステップが 16分音符の長さ (SONGのBPM設定に対して)
T → トリプレットの設定
バーの最後のステップを指定する
デフォルトは16stepだが他のstepでも可能
LASTキー + ステップキー → そのバーの最後のステップを指定
LASTキー ダブルクリック でも同様の機能
バーの長さ
デフォルトは1bar = 16step で最大 16bar = 16*16 = 256step
LASTキー + バーエンコーダ で bar の数を 1〜16 まで調整可能
バーの属性値
https://gyazo.com/6b2af5f26608020f79a29b6adad076ea
行が属性値、列がそれぞれのバーを表す
table:bar値
名前 効果
XPOSE 上下5オクターブまでトランスポーズさせる
REPS 最大99回までリピートさせる
GBAR GBAR同期オプション(on/off のみ) onのときグローバルバーがループするたび最初のステップに戻る。skipするステップがある場合、またはバーで再生されるステップの総数がグローバルバーの長さのファクタではないように最後のステップが設定されている場合にのみ有効
バーループ (Bar Loop)
https://gyazo.com/fdb0b6c8f2078656fd43ad4aba76b896
SHIFTキー + ループの最初と最後のステップキーを順に押す
ループが設定されている箇所は → ┏━ ━┓ で表示されている
SCULPTING とランダム化
SCLUTPモードの有効化 → SHIFTキー + SCULPTキー
パターンを▶してから SCULPTキー押しながらA,Bノブ操作 でリアルタイム変更
オーディション
エンコーダ押しながらステップキー押下 → ステップに割り当てられている音を出す
MIDI CC (AUX行) の設定
https://gyazo.com/9ea9b4bcbaf8822a2697c870014acb8d
ROWエンコーダを押しながら回す → cc#1 などを設定する
さらにもう1回 ROWエンコーダを押し回す → 別のaux eventsの選択メニューが出る
https://gyazo.com/a8442dd07b3e8960cdfa08013ab94035
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シーン(SCENE)について
シーンとは以下の値を含む単なるレコードでしかない
各トラックでどのパターンを演奏するか、
各トラックのアクティブ/ミュートの初期状態
その他いくつかのシーンレベルの値
https://gyazo.com/b81263bf44343e985722af456e06aa35
曲作りは workscene から
workscene → テンポラリな作業領域
workscene を保存して、実際のシーンとして保存しても、workscene は残り続ける。
保存するたび、現在の workscene の状態を新しい SCENE として保存して、シーンのリストの末尾に追加される。
これにより、いくつかのトラックのパターンを徐々に追加または編集し、他のトラックを編集せずに、毎回シーンをsave-asで別名保存することなく、一連のシーンからソングを作成することができる。
workscene は特別扱いなので、名前を変えることはできない。
GBAR → 16分音符を単位としたシーン内のバーの長さ
GBAR はグローバルバーの意味
シーン内の1つのバーの長さを表す
16分音符のステップ値がデフォルトの基準
ソングプレイモードでは Length の値と共に使用される
次のシーンに進む前に、どれだけの長さでシーンを再生するかを制御する
奇数帳のパターンの開始位置を動悸するための共通参照としても使われる
Length → 次のシーンに進む前にシーンが再生するBAR(Gbarのステップ数)の数
ソングプレイモードで、次のシーンに進む前にGBARスッテプのバーを、何個演奏するか?ということ
1~200まで
この値は、新しいパターンを作成するときのデフォルトの長さになる
Song Adv
Song Advanceの略
ソングプレイモードで、シーンを次のシーンに進める動作を制御する
auto → 自動遷移
man → 新しいシーンがリストから選択されるまでループする
NEXTキー + SCENEボタン押下でも可能
Mute Hold → 各シーンの呼び出し時のトラックのアクティブ/ミュートの設定を上書きできる機能
各シーンでトラックキーを押してミュートしているかどうかの設定もCirklonはSONGデータにちゃんと保存している、ということ。その動作設定をシーン毎に変えるオプション
SHIFTキー + SCENEキー で切替可能
OFF → 各トラックのミュート設定がそのまま反映される
Next → 次のシーンまで現在のミュート設定が優先され、次のシーンでは Mute Hold は OFF になる
LOCK → 現在のミュート設定が、全てのシーンに引き継がれる
シーンリスト
SONGでの全てのシーンのリスト表示
手動で再生するシーンを切り替えれる
手動で次のシーンへ進む必要があるものは右側にmのサフィックスが付く
SCENEページでSCENEキーを押す
MENUキーでシーン操作のオプション
シーンの移動
シーン間でのループの設定/解除
開始位置は S
終了位置は E
ループが設定されているシーンはステップエンコーダのLEDが緑になる
通常のシーンは赤
現在選択しているシーンは黄
CHANGE VIEW → 各シーンへのアクセシビリティの変更
二列表示で、シーン全体の操作をやりやすくる表示
一列表示で、シーンへの移動に特化したモード
https://gyazo.com/db1ef416ed0692dc5b8bb536180343b4
ここまで
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シーンの説明で飛ばしたところ
Force To Scale (FTS)
これがアクティブのとき、すべてのnoteは選択された音階(または調号 key signature)で演奏される
現在の音階にnoteが含まれていない場合、それは最も近いnote が選ばれる
TO SCALEでのユーザー定義の音階は曲ごとに保存される
グローバルでアクセスはできない
スケールの編集
しかしユーザーのスケールにのみ保存可能
選択リストにアクセスしてスケールを割り当ててから、SHIFTキー + ENTER で編集
ステップキーを使用して、FTSスケールでクロマティックスケールの各音符を切り替える
ルートノートを無効にできない
FTSの用途
リアルタイムのパターン編集ですべての note がキーになるようにする
一時的なキーの変更のために再生中にFTSルートまたはスケールを変更する
パフォーマンスとしてのリアルタイムでのFTSスケールのノートの編集
Xpose
あとで
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Songページ
NEXT key and pressing the SCENE key でソングプレイモードで、マニュアルシーンを次のシーンに勧めさせることができる。
SHIFT key and press SCENE でシーンのMUTE HOLDの設定を変えることができる。
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CKパターン
P3パターン
1〜16のバーで構成
各バーはP3パターン編集値の様々な値を保持する
P3パターンの利点
パターンデータが厳格な構造に保持されていることにより、以下が可能になる
それらの非線形方向モード
ステップのスキップ
およびAUXイベント処理
CKパターン
CKパターンは「イベントリスト」
特定の時刻に送信されるMIDIメッセージ
CKパターンは、MIDIイベントのリスト
MIDIメッセージは、パターンの再生中に送信されるべきタイミングでスタンプ(値が設定されている?)されている
ノート事象の場合、長さ値も有する。
ノートオンでトリガーされたノートをリリースするには、ノートオフメッセージを送信する必要があります。
ノートイベントの長さは、ノートオンノートオフ送信の間隔の時間になる
メモリの許す限り、任意の数のイベントを保持可能
バーの長さの値は、各バーに必要なメモリの固定割り当てがないため、P3パターンよりもはるかに広い範囲を取れる
メモリは、パターンに追加されたイベントの数だけ必要に応じて使用されます。
"無限"の長さの設定も可能
イベントは必要なだけバーに1回再生されますが、パターンは決してループしません。
CKパターンの利点
イベントリスト構造は、同時に発生することができる音符(または他の事象)の数に理論上の制限がない
以下の構造に最適
ポリフォニック・キーボード
パーカッション・パターン
およびコントローラの値が急激に変化するストリームのパターン
(実際的な理由から、1トラックにつき同時に16個のノートがあることに注意してください)
リアルタイム録音
リアルタイム録音でパターンをキャプチャできる
ライブキーボードのパフォーマンスを再現する方法も提供
MIDIキーボードで音符を弾くと、音符番号とベロシティ値を指定してノートオンメッセージが送信されます。
モジュレーションホイールを動かすと、ホイールの新しい位置でコントローラメッセージが送信される
様々な他のメッセージタイプは、ピッチベンド、チャネル圧力(アフタータッチ)、ポリフォニック圧力、およびプログラム変更情報を搬送することができる。
これらのメッセージがCKパターンで記録され、元の楽器に送り返された場合、元の演奏を正確に再現する
すべての音符は、正確なタイミング情報と固有のベロシティ値で録音される
P3パターンの制限されたポリフォニーとシェアドベロシティの値とは異なる
イベントリスト形式の1つの欠点
あまりにも多くの情報を記録してメモリを食う
ドラムグリッド編集
CKパターンタイプを追加した主な理由
ポリフォニックドラムパターンを作成するためのP3 Sequencerの限界を克服すること
したがって、CKパターンのメインパターン編集モードは、1980年代の古典的な日本のドラムマシンの一部のドラムグリッドエディタの形式をとっている。
パーカッション・パターン
パーカッションの打ち込み
比較的固定されたノート・セットを使用することが多い
それぞれのノートは、シンセ、サンプラー、ドラム・マシンのドラム・サウンドにマッピングされる
ドラム・グリッド・エディットは、グリッドの行のパターンに存在する各ノートを昇順で表示する
新しいnoteを行に指定
新しいnoteを手動でパターンに入力するには、まずその音符の行を追加する
行が割り当てられる前にステップ・キーの1つを押すと、「add note row first !」というメッセージが表示され、続いてノートを追加するページが表示される
それ以外の場合は、編集メニューからノート追加ページにアクセスする
CKパターンでMENUキーを押す
https://gyazo.com/bc7b3f578fbca996db73fb4ba50918cf
「add/edit rows」を選ぶ。「Note Label Fixed」の行が表示される
https://gyazo.com/62bfe6e75b8853fa7277dc06016455c9
VALUEエンコーダで値を選ぶ
ディスプレイの下のエンコーダーを使って、各ノート・ローの設定を編集する
LabelとFixedについては後で説明
https://gyazo.com/384d63e6568ebd3e89188a18a68e9181
画面に戻ると、最下行が選択した値になっている。
行がハイライトされていて、これは現在編集中であることを示す。
この状態でステップキーを押すと、値(note C4)をセットできる
note on はベロシティが必要
新しく入力されるノートのベロシティの値は右側の Aノブで設定できる
画像右端の 63 がそれ