POSIX
歴史
IEEE でデジュール標準として制定された IEEE Std. 1003.1-2001 で,Portable Operating System Interface(POSIX)です。末尾が IX になってるのは Unix からの連想だと思います。 POSIXはあくまで「最低限この API は用意しておいてね」なので,標準との互換性を破壊しない範囲で API を追加したり API に別の挙動を増やしたりするのはおそらく問題にならない。で,C言語はその成り立ち上 POSIX 互換の OS と密接な関係があるので,POSIX 標準にある API もほぼ C の標準的な API としてみんな使っちゃうんですが,実はそういうことをすると Windows とかに持っていったときに困ることがあったり,なかったり。 POSIX のC-API について
man page にはその API がいつの Unix で登場してどの規格に沿っているか,あるいは glibc など GNU の実装者による拡張だったり,特定の *BSD での実装における拡張だったりするのか,というのはわりとだいたい書いてあります。