群論の味わい-置換群で解き明かすルービックキューブと15パズル
David Joyner 著・ 川辺 治之 訳
ルービックキューブをはじめとするパズルを題材とした群論の入門書。
群論は抽象代数において最も基本的な構造であるが、ルービックキューブという身近な実例と計算機代数システムSAGEによる実習によって、群論の基礎知識やルービックキューブの操作がなす群の構造を理解することができる。本書に書かれた内容を理解すれば、本書で論じている置換パズルをはじめ、7×7×7 V-Cubeやペタミンクス、さらには今後発明・発売されるかもしれないどの置換パズルも完璧の解かれることであろう。
題材の面白さに引かれて図書館で借りてきた。
冒頭の集合論であれもこれも説明していくところから面白かった。
ただ数学の本なので、厳密さのレベルが高い。ちょっと全部は理解できなかったし、途中で挫折。