通り魔の人に一番共感する
(47:10あたり)
(山田)
共感っていうか、こんなこと言ってもアレなんだとは思うんですけど、私は一番近いキャラクターだなと思ったのは、やっぱあの通り魔の人みたいに、ならないように、本当気をつけなきゃなっていう。多分、実際の事件だったら、良くないことが起こってしまったんだなっていうことを切り離せると思うんですけど。フィクションの作品にした瞬間に共感可能性みたいなものが生まれるっていうところで言うと、私はそこが映画とか漫画の好きなところだったりするので。あいつは、私はちょっとすごい...ああなってた(可能性、世界線もあった)だろうなっていう想像のほうが。登場人物で一番誰に共感するかって言われたら。しっかりしなきゃ、みたいな。基本的なことですけど...。
「通り魔の人に一番共感する」っていうルックバックの感想に初めて触れてハッとした。一番誰に共感するか?ていうと、俺もあいつだ。映画版では漫画よりもより、ぬるっと、ゴリッとした実在感みたいなものがあった。世の中の人を無理やり3人の誰かに近似するならば、天才か凡人かみたいな話でどうしても、少なくとも6割ぐらいかそれ以上の人はあいつになるんじゃないかと思う。そしてそれは多分大事なことだ。しっかりしなきゃ。