思わず印刷してしまう
インターネットで長く同じ人を追いかけていると、多くの人が少しづつおかしくなっていくことに気付く。昨今のソーシャルメディアが、フィルターバブルだとかエコーチェンバーだとか、人をおかしくしやすい仕組みなのだとは度々言われている。有名人になるとファンが増えて、なんでも好意的に解釈してくれるので、世の中と断絶していくという流れである。
私もこれから少しずつおかしくなっていくのだろう。単純に私が耄碌する可能性も大いにあるし、過去の経験から言って正しいことを言っているつもりでも、世の中のほうが変わって経験が古びてしまうということもある。いや、今すでにおかしくないと考えるのは傲慢かもしれない。
私もこれから少しずつおかしくなっていくのだろう。いや、今すでにおかしくないと考えるのは傲慢かもしれない。
すこし前にBuzzFeedがニュース部門を閉鎖したとき、BuzzFeed Japan時代の同僚で、いまは朝日新聞デジタル編集長として大活躍中の伊藤大地さんがめちゃくちゃいいことを書いていたので、思わず印刷してしまった。
https://gyazo.com/04c682618515f84069b0aa58185c967e
インターネットが大好きなのでついつい思いついたことを何でも書いてしまうが、自信満々でおかしなことを言い出さないように、少しずつ書くことを減らしていかないといけないなと思います。
面白いことを書く人が、少しずつ書くことを減らしていくのならばそれは寂しい。
思わず印刷するの最高だ、アナログタトゥー(?)
タトゥー、それはアナログ。
タトゥー(入れ墨)→デジタルタトゥー(ネットから完全に消せない個人情報)→アナログタトゥー(ネットから消しても物理で残る印刷物)。こういう、レトロニムとして帰ってきたら別のものに転生していたみたいな言葉ってあるのかな。まあ、アナログタトゥーって言葉は(まだ)ないんだけど。
モノに妖力が宿る話とアナログタトゥー的な話、つながるかも知れない