光ファイバーが好き
こうしてですね、なんか面識のない方からメッセージをいただいたり、それを読んだりするみたいなのが、やっぱり自分は相当楽しいですね。なんかこう、中学2年生からずっとやってるインターネットの中で出会ってきた人たち、いっぱい…会った人も、実際に対面した人もいれば、結局対面しないまま疎遠になった方とかいるんですけど。インターネットをハブにして通信しあった記憶みたいなのは覚えてますよね。なんていうか自分がこう、やっぱインターネットだなって感じが…「インターネットの感じ」を感じるのはこういう瞬間ですね。これをちゃんと言えるようになりたいなと思っているんですけど。 インターネットが好きだと思って、自分の仕事も Web 上で… Web 上のものを制作するっていう仕事を結局やってるわけなんですけど。なんかこう、インターネットが好きって言っている人って、突き詰めていくともっと色んな派閥に分かれるなと思っていて。インターネットのコンテンツが好きなのか。インターネット上で話されていることが好きなのか。それともインターネットの仕組み自体が好きなのか。っていうので言うと、自分の「好き」を見極めていった結果、「光ファイバーが好き」っていうことに、結局はなってるんじゃないかっていうのがあって。自分が興味を持っていることは、高速に通信をすること、物理的な距離を超えて、あるいは年齢とか、対面する時にはハードルになっているものをとっぱらってですね、なんかコミュニケーションが出来てしまう。高速に通信できてしまうということ自体に興味があって。だからそれを簡単に、端的に言うとしたら「光ファイバーが好き」っていうことなんじゃないかっていうことになってるんですけど。そういうなんか、自分の気持ちをすごく突き詰めた結果が「光ファイバーが好き」ということになってるんですけど。この話を誰かにする時にすごく難しいなと思うのが…「光ファイバーが好き」って言った時に理解してもらうのがすごい難しい。
例えば今ブロックチェーンの技術とか、 Web3 などと呼ばれているものとか、または metaverse 。自分もどれだけ理解しているのかと言われると怪しいところではあるんですけど。なんかこう VR 空間とかそういうものにあんまり興味を感じられないというか。それはもしかしたら自分の目がですね、その、すごくガチャ目で左の視力が1.2で、右が0.1以下っていう謎の、左右の視力がめちゃくちゃ違う事によって、3D メガネとかそういうものがあんまりちゃんと 3D で見えないっていうのもあるんですけど。なんかこう VR とかを体験した時の、もっと良い VR、 悪い VR、もしかしたらあるのかもしれないんですけど。質の良い VR 体験をしてないからかもしれないですけど。解像度がちょっと低すぎないかっていう風に思ったり。なんかこの解像度をリアリティ感じられるって、普段の生活の解像度がそもそも低すぎなんじゃないかって、すごい失礼なこと思ったり。「大丈夫か?こんなのにリアリティ感じてて大丈夫か?」って思ったり。でもそれはもしかしたら僕が、悪い VR しか見てないからかもしれないですね。質の悪い VR しか体験してないからそう思うかもしれないんですけど。なんかこう、「光ファイバーが好き」は解像度が…解像度とかじゃないんですよね、その。だって光ファイバーがピカピカ光ってることが好きなんだから。スピードテストでメーターが、fast.com とかでメーターがぐんぐん右に振り切れてるのが好きなんだから、みたいなこと。なんでそんなこと思うのかっていうと、てかやっぱりすごい自分がめちゃくちゃリアリティを感じられるのは、こういう瞬間。会ったこともない人と話した気になってるっていうところ、とか。会ったこともないくせに、なんか自分と重なって見えたり。物理的な違いが、高速に通信することでなんかこう境界が曖昧になっていくみたいなところがやっぱり、どうしても関心を持つなーっていうのがあって。だからこそなんかこう他の人の日記を読んだり Podcast を聴いたりするのがものすごく面白いと思えるのかもしれないですね。ありがとうございました。 https://open.spotify.com/track/4P2f1LqZ1TZkBGBnihfJpd?si=2b4ddb4124ed4fb3