レディ・バード
https://gyazo.com/487c4cecbb84b516c66ef9b0561016f0
かなりよかった。レディ・バードがダニーを抱きしめて「安心して、誰にも言わないから」っていうところで、良い映画ってことが確定した。レディ・バード、なんて呼べば良いのか?レディなのかバードなのか。本人以外で呼んでる人がほとんどいなかったのでわからない。何回も、自分で呼ばれたい名前を丁寧に言い直すのは最近見た気狂いピエロをちょっと思い出した。裏主人公は母親、父親。誰が見ると良いかっていうと、親が見ると一番しみる、刺さる映画なんじゃないかと思う、自分よりも。家族の関係がとても良く描かれていて、自分が家族との関係が悪いってわけではないんだけど、なんか、ケッ、良い家族かよ、みたいな、嫉妬というか不貞腐れみたいな気持ちもちょっと出てくる。 本作は2017年に公開された映画の中でも際だって高い評価を得ており、映画批評集積サイトのRotten Tomatoesで批評家支持率100%を記録していた希有な作品となった。レビュー数が150件を超えてもなお100%を維持している作品は『マン・オン・ワイヤー』(2008年)以来であった。しかし、同年12月10日、196番目のレビューがRotten評価を下したため、支持率は99%になっている。
構想
グレタ・ガーウィグは本作の脚本を執筆するのに丸一年を費やした。出来上がった脚本は350頁を超える長さのもので、『Mothers and Daughters』というタイトルが付けられた。本作はガーウィグの自伝的映画でもあるが、ガーウィグ本人は「映画で起きたような出来事は私の人生で起きたことをそのまま表現しているわけではありません。しかし、映画の核心となる部分には、私が経験したことと重なる部分があります。」と語っている。ガーウィグは俳優たちやスタッフたちに自身の高校時代の日記や写真、ジョーン・ディディオンのエッセイの引用を資料として配付し、彼/彼女らを故郷の町へと連れて行った。ガーウィグは撮影監督のサム・レヴィに「思い出のような映画にしたい」「『大人は判ってくれない』や『6才のボクが、大人になるまで。』の女性版になる作品にしたい」と語ったのだという。 脚本 グレタ・ガーウィグ
公開 アメリカ合衆国の旗 2017年11月3日(限定公開)
アメリカ合衆国の旗 2017年11月24日(拡大公開)
日本の旗 2018年6月1日
上映時間 94分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $10,000,000
興行収入 アメリカ合衆国の旗 $48,958,273
世界の旗 $78,612,522
日本の旗 9600万円