エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
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楽しい映画。目と耳が。序盤、キー・ホイ・クァンがマルチバースの説明をしている様子がもうずっとロキのウロボロスに見えてダメだった。時期的にはロキ2の方があとなんだが、あれってそういうメタいじり的な面白キャスティングだったのかな。あとずっとドビュッシー月の光が、フィーチャーされまくっていて、またかよ、という気持ちになった。カモンカモン、マイニューヨークダイアリー、など。最近見た金融腐食列島呪縛でもかかってたような気がしなくもないし、映画界は少し月の光を使いすぎだと思う。アクション、ユーモアはすごく楽しいが、センスいいですね、的な、ひねた感情も出てくる。中国語と英語が出てくるが、字幕では両方とも区別つかないので、自分は今中国語なのか英語なのかぼーっと見ていてわかんなくなるというか、気にしなくなったりしてしまったので、斜体にしたり〈これは中国語で喋ってるよ〉みたいな、格好でくくるとかしてくれるとありがたい、と思った。 主演はミシェル・ヨーであり、中国系アメリカ人移民のエヴリン・クアン・ワンを演じる。彼女はIRSによる監査の最中、マルチバースを破壊しようとする強大な存在を止めるために、平行世界の自分自身とつながらなければならないことを知る。共演はステファニー・スー、キー・ホイ・クァン、ジェームズ・ホン、ジェイミー・リー・カーティスである。
クワンとシャイナートは2010年に本作の構想を開始した。製作発表は2018年に行われ、主要撮影は2020年1月から3月にかけて行われた。香港の映画監督ウォン・カーウァイの作品、児童書『ロバのシルベスターとまほうの小石』、ビデオゲーム『Everything』がいくつかのシーンの着想源となった。また、現代哲学者メアリー=ジェーン・ルベンシュタインらの思想にも影響を受けており、本作は実存主義、ニヒリズム、シュルレアリスム、不条理主義といった哲学的テーマ、ならびにニューロダイバーシティ、うつ、世代間トラウマ、アジア系アメリカ人のアイデンティティといった主題を探求している。音楽はサン・ラックスが手掛け、ミツキ、デヴィッド・バーン、アンドレ・3000、ジョン・ハンプソン、ランディ・ニューマンとのコラボレーションが含まれている。 本作は2022年3月11日にサウス・バイ・サウスウエストにてプレミア上映され、同年3月25日にアメリカ合衆国で限定公開、4月8日にA24より全国公開された。1,400万から2,500万ドルの製作費に対し、全世界で1億4,340万ドルを超える興行収入を記録し、A24史上最高の興行成績を収めた。第95回アカデミー賞では11部門にノミネートされ、そのうち作品賞、主演女優賞(ヨー)、助演男優賞(クァン)、助演女優賞(カーティス)、監督賞、脚本賞(クワンとシャイナート)、編集賞の7部門を受賞した。また、ゴールデングローブ賞を2部門、クリティクス・チョイス・アワードを5部門(作品賞を含む)、英国アカデミー賞を1部門、全米映画俳優組合賞を史上最多となる4部門(アンサンブル賞を含む)受賞している。 脚本 ダニエル・クワン
ダニエル・シャイナート
ダニエル・クワン
ダニエル・シャイナート
公開 アメリカ合衆国の旗 2022年3月11日(SXSW映画祭)
アメリカ合衆国の旗 2022年3月25日
日本の旗 2023年3月3日
上映時間 140分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
官話
広東語
興行収入 アメリカ合衆国の旗カナダの旗 $77,191,785
世界の旗 $143,379,294