今年13万円しか稼いでない!
『i-新聞記者ドキュメント-』に、「桜を見る会」で揺れるこの国の空気を思う | ハフポスト
https://maga9.jp/191204-1/
#2019/12/17 #2019/12 #2019 #12月 #17日 #12/17 #Tuesday
森さんは、『A』や『A2』で国際的な評価を受け、多くの海外映画祭に招待されながらも、映画祭から帰国したらテレビの下働きの仕事をして食いつないでいるようだった(それも自分で書いていた)。国際的なドキュメンタリー映画監督から一転、帰国したらテレビの現場で弁当配ったりの日々。「一人格差ジェットコースター」である。
今から15年くらい前、ある飲み会に行ったら、森さんが泥酔していて「今年13万円しか稼いでない!」と叫びながら崩れ落ちたことがある。そんな説明的な台詞とともに酔いつぶれる成人男性を初めて見た私は、腹を抱えて笑った。
「山本太郎は一人です。彼だけではない。この政党の候補者たちは、一人として組織に埋没していない。むしろ反逆している。だからこそ現場感覚から遊離しない。何が大切で何がどうでもいいのか、その優先順位をしっかりと考えることができる。だから僕はれいわを応援します」
内側から見た「れいわ新選組」 – やすとみ歩 でもれいわと個について似たような感想を読める。
明らかに「無縁者」の集まりであった。
社会とメディアと政治は、互いに刺激し合いながら、少しずつ同じレベルでスライドする。楽なほうに。売れるほうに。票が集まるほうに。真実と虚偽。黒と白。二極化は楽だ。だって曖昧さが消える。すっきりする。右と左。正義と邪悪。敵と味方。悪は叩け。正義は勝つ。やがて集団の熱狂に身を任せながら、僕たちは同じ過ちをくりかえす
二極化は楽。
二じゃなくてもカテゴライズは楽。
でも曖昧な感情を踏み倒されていては人間の稼働が止まっちゃう
一人称単数の主語を大切にする
#雨宮処凛 #森達也