夢は巨人の肩の上で見る
目標が分からない時に読む章。目標それ自体よりもプランニングの能力を高めていく事の重要性を述べている。
No834
親父さん:俺たちは全知じゃない。未来には想定外のことがいろいろ起こるし、相手がいるなら裏をかこうと行動を変えるかもしれない。せっかく作ったプラン通りに事態が進まないのは、いつものことだ。
無知くん:なのに、計画を立てることに意味があるんですか?
親父さん:そうだ、真面目に計画するからこそ、人は自分にできることとできないこと、自分が置かれた状況のよい面悪い面をまともに考えようとする。プランニングは、俺たちの行動と未来に、言わば神経を行き渡らせる行為だ。また自分の思考を客観視できる能力をメタ認知というが、プランニングはこのメタ認知を鍛えるのにもってこいだ。
No844
最低限、何をどれだけいつまでにやり遂げればよいかを書き出し、それぞれについて、そのためには何が必要か考え、準備すれば、それだけプランの実効性も増す。何より、細かく設定すればそれだけプランニングから学べるものは増えていく。
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