ファスト&スロー
ダニエル・カーネマン
ヒューリスティックスとバイアスに関して研究した本。人間の認知の法則については興味がある。
ヒューリスティックスとは - コトバンク
行動経済学の本
みんなの意見は案外正しいという本がある。
「みんなの意見」は案外正しい (角川文庫) | ジェームズ・スロウィッキー, 小高 尚子, 小高 尚子, 小高 尚子 |本 | 通販 | Amazon
人間というのは愚かなのだなと感じる。心理学的にこういう風なバイアスで間違ってしまうのだと教えられても、結局、同じ間違いをしてしまう。
ウォール街のランダムウォーカーについて言及していて、ファンドマネージャーの投資効率がサイコロを振るのとそう変りない事について書かれている。
どんな専門家であれど未来予測をすることは不可能。
人間は世界に一貫したストーリーを求める。公平世界仮説。
この本は行動経済学の入門書としては難しい。なにか他の簡単な入門書を読んでみて再読しても良いかも。
この作者の主張としては、人間の直感よりはアルゴリズムを使ったほうが未来予測の精度が高い。
技術の習得には質の高いフィールドバックが必要
この本では専門家の判断はどの程度、妥当性があるのかの研究の過程が書かれている。
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『ファスト&スロー (上)』のレビュー ダニエル・カーネマン (ゆきにー@雑文書きさん) - ブクログ
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