Scrapbox
感想
/icons/Scrapbox.icon かなり良いプロダクトだと感じていて、大ファン。
色んな所でおすすめしている。その時にどう説明すれば良さが伝わるか困ったのでここにまとめる。
Scrapboxの何がうれしいか
ページの捉え方
階層構造がなく、フラットにノードを追加していくイメージでページを作れる。
キーワードを [] 角カッコで括った瞬間、そのキーワードは自動でリンクになる。
それぞれのノードの相互/リンクのされ方が絶妙に良い。
リンクされたページは2ホップ先まで自動で表示される。
「あっここでもつながる」「この切り口もある」といった繋がりが見えて、探しやすいし楽しい。
「整理できない」という課題を解決できる。
リアルタイム編集
編集モードがなく、抵抗感なく常に書き換えていける。
雑に書きはじめられる。
時間ができたり、より良い言い回しを思いついたときにすぐ改善していける。
「完璧なものを書こうとして筆が重い。手がなかなか動かせない」という課題を解決できる。
リンク
あまり一つのノードが大きくなりすぎると、内容が把握できないことは多い。
(このページもちょっと大きくなってきた)
Scrapboxではノードを把握しやすい大きさにとどめて、それらを縦横無尽にリンクさせることがしやすい。
具体と抽象を自由に行き来したり、他の関連する概念へ飛んだりしやすくできる。
ざっと見通しがよくなるし、詳細詰めたいときも実現できる。
「細部を語りすぎてわかりづらい」という課題を解決できる
導入的な部分で詳しいことを書きすぎると把握しづらいが、詳しいことを書きたいときもある。
概念に対してカッコで括っておくだけで、その部分がノードとなり、後からそのノードの中に説明をかける。
「具体的・詳細なノードを書いてからハッシュタグをつける」という手順でも、抽象的な話からアクセスできる状態にできる。
ただ今頭に思い浮かんだものを書くだけでいい。
落ち着いたり、時間が経って思いついたときに繋いでいけばいい。
「順番や全体の構成を考えるといった(内容自体を書くことよりは)根本ではないことに時間がかかる・かけてしまう」という課題を解決できる。
あと新しいノードを追加するとき、それが単語だとその単語に対する説明を個人的にはかきたくなる。
辞書の定義みたいな。
案外一言で説明すると何っていうのは咄嗟に出てこないのも多い。
自分の中での認識を言語化する機会になる。知らなかったら公式の定義を調べて引用してきたり。そこで自分の認識誤りに気づくこともある。
自分の好みにあう機能の数々
URLを雑にペーストするだけで、画像が埋め込まれる
ドラッグ・アンド・ドロップでも追加できる
開発者にとってうれしい機能も
CSSやUserScriptで好きにハックできる。
それを他の人も参考にできる。
各行にタイムスタンプがついている。
APIでjsonがすぐ降ってくる。
/api/pagesとかURLに付けるだけ
webhookでSlackに通知したり。
コードのシンタックスハイライトも標準である。
code: swift
let hoge = "Hello"
print(hoge)
自分の使い方
公開プロジェクト
編集に参加している他の人が作った公開プロジェクト
非公開プロジェクト
個人で一つのプロジェクトに、アイデアや知見を溜め込んでいる。
Recocoについては別プロジェクトにしている。(後々公開して、Scrapboxのオープンなアイデア受付・開発体制に倣いたい) 他の人におすすめするときに紹介している資料