Scrapboxベストプラクティス
西尾がScrapboxに習熟する過程で「それもっと早く教えてよ!過去の自分に教えてあげたい!」と思ったことをメモする
目次
プロジェクトを細かく分けないで、1つにまとめる
コンテンツの多いページの見出しは興味を引くようにつける
まずアウトラインで書く
ブログというフォーマットに慣れてたせいで、最初から普通の文章を書き始めていた
誰かに何か聞かれて「後で書いておくよ~」と言ったりすることがある
なんで「後で」になるのかというと、自分でハードルを高くしているから
なので「後で詳しく書くかもしれないけど、とりあえず箇条書きで書いとくか」ってやっとく
そして別に隠す必要もないので「雑に書いといた」って言って送り付ける
それに対する反応によってさらに発展することも
最初から構造化しようとしない
事後的に構造化される
というか構造化することが必須でないなら構造化しない
Scrapboxのアウトライン編集ショートカットを覚えよう
って言ってもCtrlやAltに矢印を組み合わせるだけの直感的なもの
WindowsだとデフォルトではCtrl+左右がOSに奪われてるので個人設定からONにする。
「あとで書こう」と思った時点で、そのあとで書こうと思ったことを箇条書きでメモしておけばいい
プロジェクトを細かく分けないで、1つにまとめる
とりあえず初めての人は「privateの何でも書けるプロジェクト」を作ればいいんじゃないかな
慣れて来て、Scrapboxで情報発信できる気持ちになったら「publicの何でも書けるプロジェクト」を作るとよい
西尾の場合(失敗例)
著作権的に公開してはいけないものを気にしてそのプロジェクトのプライベート版を作る
ページの移動がめんどくさくなってプライベートにばっかり書く
このころ「プロジェクト間のページの移動が容易になる機能が必要じゃないか?」とか言ってた。
それが必要だと感じるのは、ページをプロジェクトをまたいで移動することが頻繁にあるという状況だからだろう?その状況がそもそも間違いなのだ。
Numpyとかの技術的なネタを書きたくなるが「アイデアのまとめ方」じゃないので困る
汎用の公開用の/nishioを作る、あわせて非公開のメモ用のプライベートプロジェクトも作る プライベートには色々書いてたけど、公開するのが面倒で、外から見るとあんまり活発でなく見える
「1つにまとめる」と複数の人が言ってるのを聞いて、自分もとりあえずまとめるかーと思う
まとめてみたら全然楽しさが違った
不必要に分けるべきではない。分ける理由が明確でないなら分けない方がいい。
コンテンツの多いページの見出しは興味を引くようにつける
一単語とかだと単語の説明ページなのかと思う
辞書っぽくなる
心躍らない
無味乾燥にしてはいけない
書籍を執筆する際の、本文と見出しの関係に近い
見出しだけを見て内容がある程度イメージできるように、と編集者に言われる
死んだ文章を置く倉庫にしない
死んだテキストを置く倉庫ではないというのがScrapboxの思想だが、とはいえ、とりあえず使い始めるときに「これを保管しておきたい」って言って死んだテキストを入れることは多々あると思う そういう時に「ここは死んだテキストを入れる倉庫じゃないんだ!入れるな!」なんて言うと、使ってみようとした人のモチベーションを損ねる
死んだものも入れておいて、徐々にそこから何かが芽生えれば良い
タグ付けしようとしない
その他
←の緑や灰色の所がテロメアと呼ばれてる、ここをクリックすると特定の行へのリンクを張ることができる
特定の行について言及する時にはこれを活用するとよい
外部リンクのやり方
僕はどうやってるかって方法
URLを貼り付けるだけでもリンクになるので手間かけたくないときはそれ
例えばTwitterで見て面白かったのであとでまとめようと思ったものとかはそのままぺたぺた貼ってる
気が向いた時に見栄えを整えることもある
一般のページはタイトルを表示してる
Facebookへのリンクは単純に"Facebook"という表示にしている。適切なタイトルがないから。
Twitterへのリンクは単純に"Twitter"としてるか"@username"としてる
一般のページでも出典URLを示すことが目的であってタイトルなどが関係ない場合、"src"などとしている。
重要でないものはコンパクトにする
Amazonへのリンクを書籍解説ページから貼る時には"Amazon"というタイトルにしている
そのページのタイトルによってどの本への言及かは自明だから
時系列
ごくまれに気が向いたときにだけ[2015]-01-02などと記載している
全部のページにやるわけではない
最初からやるのではなく、数年たって振り返った時に、これは数年たっても意味のある文章だ、と思ってやってる。
2021年