エピック-ストーリー-タスク
前提
Scrumというよりも"タスクマネジメント"の話です。
その昔の話
以下のような説明をすることがありました。
エピック
最近ではあまり使わないですが、昔は、大きなストーリーと説明したりしていました(エピック=叙述詩とか大長編という意味なので)。また別の説明では、「関係するストーリーをまとめたもの」みたいなものもあります。
前者なら、進む中で適切な大きさに分割されます。また後者なら、1つのエピックには複数のストーリーが含まれています。
ストーリー
(多くの場合)利用者から見た変化を含んだもの。施策的なものや機能追加など。価値があるもの。
Scrumの場合:プロダクトバックログアイテムに相当する。
例:「ユーザー登録していない利用者でも商品を見ることができる」「以前買った商品をもう一度楽に注文できる」など
※余談:どんな内容を書くかはいろいろあるけど、1つのテンプレートとして"ユーザーストーリー"形式がある。 タスク
ストーリーを実現するための作業。
Scrum場合:スプリントバックログの"一部"に相当する。
※なぜ"一部"なのかはScrumGuideの「スプリントバックログ」のところを読むといいですー
例:ストーリー「以前買った商品をもう一度楽に注文できる」に対して「購入履歴画面に商品を表示する」「再度購入ボタンを表示する」「ボタンを押した際に購入APIを呼び出す」「対象のヘルプページを更新する」「テストをする」etc
補足:ストーリーとタスクの関係
ストーリー「美味しいカレーが食べたい」
タスク「人参を切る」「ルーを溶かす」「ご飯を炊く」
なので、タスクがないストーリーは基本ないです。
ただし、ストーリーがかなり小さく分割されていたり、チームによって自明なら、ない場合(というかなくても問題ない)もあります。