ファクトベースの自己アピール
自分に関する客観的な事実を述べ、それによって自己を自然にアピールする
自分に関する評価を自分で下すのではなく、自分に関する評価を相手に委ねる
- 誕生日は○○○○年○月○日である。
- 男性である。
- ○人家族である。
- 本を書いている。
- 最初の本は○○○○年に刊行した。
- 現在までに約○○冊の本が刊行されている。
- プログラミングの本、数学読み物、暗号の本などである。
- メールマガジンを発行している。
- Web連載を書いている。
- クリスチャンである。
自己アピールをするときに、すべての事実を書き並べるわけにはいきません。文字数の制限もあります。
それに何より自己アピールには「意図」があるからです。
「この自己アピール文を読んだ読者は、結城のことをどのように思うだろうか」という観点に立つのです。
文字数に応じて膨らませることができるでしょう。
客観的な「事実」というのは確定しているものですが、そこから少し発展させて「未来」の香りを付けるのです。
自分はこういうものに関心がある。
自分は今後こういう仕事をしたい。
自分のモットーはこれこれである。
そのような要素を加味すれば、無理せず自然な「自己アピール」ができるのではないでしょうか。 提示された事実に対して読者がどういう評価を下すかは、自己アピールを作る側がコントロールできる話ではないからです。
成果物を具体的に「これ」と名指しできない人もいるでしょう。
また、数字で計れない何かが活動の成果となる人もいるでしょう。
でも、よく探してみると、自分の活動について語れる「ファクト」は必ず存在する、と結城は思います。