コミュニティ愛
https://youtu.be/Pf51U-FiFls?t=1800
30:00〜
プロ=メシを食べていける存在という等式は昔から自分の中に存在していたけど、じゃあ「プロになる」とはどうしたらいいのか?について考えていたことがあった
おそらくプロとアマチュアというものが、ある意味階級であったり免許であったりはっきりとした目に見えるものがない現状があったからだと思う
社会に出て給料もらえてればそれはプロだよ!という意見もあった(ある)があんまりピンときていない
アマと言っている人がバリ頑張ってやっているのもあればプロと宣ってるだけの人間も居る
そんな中で1つ明確にプロたりうるために言える指標が見つかった。
それがコミュニティ愛(または貢献)である。
動画の例だと「プロゲーマー」という職業で必要なものをウメハラ氏が説いているのだけど、これは他の業種でも通じそうな気がしている
コミュニティに貢献していることがプロなのか?とは動画を初めてみたときの自分は思ったのだが、今見返してみるとそうやなと感じている
エンジニアという職業をやっているとOSSというモノ、考え方について考えることがある
これらはいわゆるコミュニティ愛と言えるものだと思う
とある言語における機能拡張や欲しかったものを提供する=それを有難がって使う人がいる=コミュニティが潤う
逆にこれらが少ない・門戸を広げられないというものは必然として廃れる
jQuery Mobile&UIは開発コミュニティを活性化させるためにいろいろやっとるが、これはまた別の話っぽい
あとは明確なコミュニティだとフレームワークやライブラリの勉強会やMeetup など
あそこは知見のたまり場であり、かつコミュニティへの愛を語らい合う場所でもある
エンジニア例でいったが、会社単位で考えれば、所属企業も1つのコミュニティである
就活時に「あなたが御社に来ることでなんのメリットをもたらしますか」という質問があるけど、新卒の場合これは酷な質問だとは思うけど、既卒でかつ経験者なら言えてないとまずいと思うのがようやくわかってきた
正直ダルいんだけど
売上・利益を上げていくのが営利企業であるなら、そこに所属するものとしてそこにどう貢献できるかを考える必要がある
「自分はここに来てこういう貢献ができます」という宣言である
その貢献こそがコミュニティ愛のそれである
まあその愛が、注ぐに値するかどうかの評価を受けているか、というのも重要なのでそこの天秤が不釣り合いならやらないほうがいいし、そこに価値を見出してくれるところに行くのが一番良いのである
pixivがRubyコアコミッター入れてるみたいなのとかは相互関係性があるように感じられる
動画でも言ってたけど、足りまくっている人(何でも備わっている人)はそれだけだったら鼻につきやすいし、近寄りがたい気はする
それでも好かれるっていうのはどんな形であれ「愛がある人」だからなんだと思われる
まとめ
プロとは情けは人の為ならずを実践していける人
はじめの頃は、自分はこの業界にとって何をもって貢献できるか、何で愛を伝えることができるかを考えていけばいい
そこに報いれるビジョンがなければその分野を目指すのは考え直しても良さそう
愛をもって応え、その愛が返ってくるような関係性を築いていこう
コミュニティ愛はあくまで「プロとは何かを」証明できる1つの要素であって、これがすべてではない
必要条件ではない
ただ、十分条件としては立派なものだと思う
#思考の整理