明示的否定
当てはまらない、やらない、だるいので理解は諦めます誰かに任せました、といった否定的な反応を明示的に行うこと。
Explicit No.
背景
1と2により、「反応がほとんどないチャットメッセージ」が生じる
このようなメッセージは見かけ上、どう反応されているかがわからない
背景から生じる弊害
メッセージの主としては優しくない
1 誰がどう捉えているかがわからない、いつ来るかわからないというメンタルウェイトがある 情報としても優しくない
たとえば見かけ上、断った人はゼロだが実際断ってる人が3人いた、といった場合(そのメッセージから断り具合を知るという目的での)情報としての価値はない
このような情報を仮に反応的情報と呼ぶことにとして、
2 反応的情報としての価値がない
3 疲れる。弊害2があるため、メッセージを見た時にその反応的情報を引き出すために「思い出す」行為が発生する
例
「〜〜について知ってる人いる?」というメッセージがあり、投稿後数日過ぎており、反応は0件とする
このとき、反応的情報が「~~については誰も知らない」であるかというと、そうとも限らない
たとえば以下のような人がいるかもしれない
知ってるけど見てない
知ってるけどだるいから(or重要度高いと思ってないから)反応してない
知ってるけど、仕事ふられるので嫌だから知らないふりしてる
知らない
知らなかったけど気になって調べてさっき知った etc
対処
弊害を軽減するために、明示的に否定の反応をする
これを明示的否定という
やり方
案1 最初に反応する人が「やらないです」などレスを行い、残る該当者がリアクションを重ねる
案2 やらないですスタンプを用意して、やらない人はそれを押す
運用
ベストエフォートや善意に任せるのが無難
別にメンバー全員が反応せずとも、数人が反応してくれるだけでも違う
明示的否定の心地よさがわかると自分も心がけるようになる → 明示的否定をなるべく行う文化が醸成されていく
この「数人の反応」が生じる率を増やす意識で良い
これ以上欲張るとルールや指示で強要する形となってしまいストレスフルになる