τ
ただし、数学定数の方
def. $ \tau \coloneqq \frac{\text{circumference}}{\text{radius}} = \frac{\text{円周}}{\text{半径}}
τ = 2π
full angle, complete angle, round angle or perigon(ja: 周角)
1τ rad
2π rad
1 turn
360°
2 π-radian
1 τ-radian
角度の比率
1τ rad∶360° = τ/360 rad∶1°
利点
円の面積が他の積分と似た式になる。
2πをτで書ける
ただし角周波数を使わない流儀
変換・逆変換の片方に 1/τ をつける流儀
あるいは両方に 1/√τ をつける流儀
PDF $ \frac{1}{\sqrt{τσ²}}\exp\left(-\frac{1}{2}\frac{(x-μ)²}{σ²}\right)
1変数のガウス積分: $ \sqrt{\frac{\tau}{2a}} こっちは むしろ πの方が2を節約できる。
a ≔ $ \frac{1}{2σ²}にすれば、正規分布PDFの正規化項が出てくる。
多変数のガウス積分: $ \sqrt{\frac{\tau^n}{\det{A}}}\exp(\frac{1}{2}\|b-\mu\|_{A^{-1}}) n ≔ dim(b)
多変数ガウス関数が exp(-1/2 ||x||_A + <b,x>) のとき $ \sqrt{\frac{\tau^n}{\det{A}}} = \sqrt{{\det(\tau A^{-1})}}
T = τ / ω
Cauchy's integral formula/expression
$ f(a) = \frac{1}{iτ}\oint_C\mathrm{d}z \frac{f(z)}{z-a}
軌道周期 $ T = τ\sqrt\frac{r^3}{G_M} Gauss-Bonnet theorem
その他
球
表面積$ = 2τr²
体積$ = \frac{2}{3}τr³
球の外接円柱
側面積$ = 2τr²
体積$ = τr³
球面上の三角形の面積
$ S = R^2 \left( \sum{A} - \frac{τ}{2} \right)
振り子の周期 $ T=τ\sqrt{L/g}
これを 2 s にする L を 1 m と定義したかったらしい。だから g ≈ π² に なってる。
逆に g ≈ τ² にするなら、長さを 4倍の 4 m にする か、周期を 2倍の 2 s にする ことになる。
prop.
有理数近似: $ τ ≈ \frac{44}{7} ≈ \frac{710}{113}
ref. https://youtu.be/CJpyguRJfeM
$ \mathrm{e}^{ⅈτ} = 1
立体
単位は sr (steradian)
全球の立体角: 4π sr = 2τ sr
円板を見込む立体角:
円錐の頂点の半頂角 = θ のとき: τ(1 - cos θ) sr
一般の曲面 S
$ Ω = ∫_S\frac{\mathrm{d}\bm{S}⋅\hat{\bm{r}}}{r²} = ∫_S \mathrm{d}{S} \frac{\hat{\bm{r}}\cdot\hat{\bm{n}}}{r²}
$ = ∫_S \mathrm{d}{S} \frac{1\cos{θ}}{r²} = ∫_S \mathrm{d}{S} \frac{cos{θ}}{r²}
全球の立体角: cos0⋅2τr²/r² sr = 2τ sr
ref.
「1/360を かけて から τを かける」としたら良い。
もう少し言うなら、角度という無次元量の magnitude の換算を してるんだろうwint.icon