『Philosophy of Science』読書会 2023-11-14
ひさしぶりの開催だった
今回の範囲: 「The Philosophical Significance of Newtonian Mechanics and Theories」
pp. 118–122
ふたたび?
メモ
科学の特徴づけ
Newton 以降
汎用的なモデルを作っていく
corpuscularianism
ref. Corpuscularianism - Wikipedia
粒子主義
Newton力学の衝撃
認識論
形而上学
決定論
天上と地上とが同じ法則であり、同じ対象領域だと繋げてしまった。
つまり、ともに決定論
teleology が決定的に揺がされた。
流れ
近況から
議論
端的に決定論の話
Newton力学の衝撃
科学革命 by トーマス・クーン
epoch: ガリレオ・ガリレイ(以前・以降)
世界観
cf. 第4の革命
Newton以降の世界観
定量的なモデルで確定する
(確率だろうと分布が確定する)
e.g. ベルの不等式
階層構造
自由意志への脅威
実験: 自由意志の感覚の以前に運動が始まってる。
結局、矛盾する。
論者
量子力学の反常識と素粒子の自由意志 - 岩波書店
物理学者の総意ではない。
量子力学が自由意志を担保しそうという時代
量子現象
e.g. 干渉縞が消えるヤツ
e.g. 量子ノイズによるスイッチング
結局、量子論でも決定論を反駁したり自由意志を擁護したりしない。
基礎付け主義の失敗? (p. 117) by しん
先駆け: 論理実証主義者
数学はなぜ哲学の問題になるのか|森北出版株式会社
cf. デカルトが解析幾何をひらいた。
なぜ数学が数学に応用できるのか
科学のドメイン(対象領域)をいかに決定するか by しん
e.g. 科学者はムリヤリな conjunction を回避できてる。なぜ。
e.g. ontology and logic
cf. XAI
e.g. NEC
因果分析
ref. マルクス・ガブリエル『なぜ世界は存在しないのか』
「世界」← 定義が悪い
cf. field of meaning
哲学の仕事とは
信念体系の整理
科学とは矛盾しないようにしよう(自然主義)
型にのっかる
なぜ科学哲学
川瀬和也『ヘーゲル哲学に学ぶ考え抜く力』
https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334045852
追思考
思考の“形式”を反省する
メンテナンスが必要では
点検が必要では
↑モチベの再確認
自由意志をなくせてないじゃない
そもそも自由意志と preference は coupling されてるのか?
マルクス・ガブリエル
脳裏によぎってる
自然主義的な素朴な方を指したい。
cf. デフレ版
自由と自由意志を decoupling しよう by しん
自由を選択肢の多さとして定義したい。
cf. 他行為可能性
上原リョウ「スキーム」
無意識が基盤
スキーム ← 再点検可能
↑ 反省的自由wint.icon
decoupling には賛成
自由を責任の別名と言いたい。wint.icon
これは言わず
Aketo: ↑のグラデーションの先の話は後にしたい。
つまり選んでる感は錯覚だ。wint.icon
実は矛盾してない示唆がある。
agent としては余地があるのでは。
知性 intelligence の線引き
学習では by しん
ポパー型生物
僕の線引き
cf. スキナー型生物
ツッコミ by aketo
個体の同一性は強い言明
最低限はアメーバとかくらいのレベル
高度な議論に先走りたくない。
「一見した矛盾」
哲学的ゾンビならば矛盾しない?wint.icon
自由意志感覚
それでも preference は矛盾してないのでは?wint.icon
これは切り分けのレベルが間違ってる。
誤謬が発生したポイント: 人間が preference 機能を発揮してるときにほぼ自動的に付随してる自由意志感覚を、より原始的な agent に投影してるが、これは先走ってる。つまり、アナロジーが失敗している。
立場を明確にする質問
哲学的ゾンビが preference を発揮するとき、自由意志感覚がないが、これはどうか。
decoupling された例
反物理的・反自然的な例
#科学哲学