大数の法則や平均回帰で運をコントロールする
ランダムな出来事は、回数をまわせばまわすほど、統計的な理論値に近づきます。これを「大数の法則」と呼びます。
試す回数が多くなれば多くなるほど、理論値と誤差の差が小さくなっていくわけです。
数学的に有利なギャンブルは、「細かく回数を重ねる」ことで、ほぼ確実に予測可能な勝利(得)となる。 数学的に不利なギャンブルは、「細かく回数を重ねる」ことで、ほぼ確実に予測可能な敗北(損)となる。 https://gyazo.com/c8760b4634d25134a46f68abb8181849
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以下、深津さんの記事より。
不必要な大きな勝負を、人生から出来る限り減らしましょう
そして確実に勝てる小さな勝負を出来る限り多く行う
確率上プラス収支の勝負を小さく分散すれば分散するほど、あなたの人生は予測可能かつ安定性がでます
ギャンブルで大勝ちしても調子にのらない
逆に大きな勝負を行う場合…たとえば宝くじで1等賞をとったら、宝くじから引退しましょう。
賞金をすべて使って、また宝くじを買ってはいけません。
宝くじの当選は、たまたま極端な良い結果が出ただけです。
なんども繰り返せば、平均回帰と大数の法則によって、収支は「マイナス50%」に近づいていきます。
人生のよりどころを1点に集中させるのは、ハイリスク・ハイリターンな行為
大事なことを作るのはよいことですが、仕事、趣味、勉強、人間関係…など、様々なジャンルに多様なやりがい、よりどころを配置するほうが、「想定外の事態」が起きたあとも、リカバリーでき、人生が安定しやすくなります。 人生の節目を1点にかけない
結婚や新卒やマイホーム購入など、「人生で1〜数回しか発生しないイベント」に、大きくよりかかった計画はリスク こういった大きなイベントの成功を織り込むほど、人生がハイリスク・ハイリターンになります。
毎日確実に得られる成長、楽しみ、充実感などにリソースを一定さくことで、平均回帰などにより自分の幸せや満足をコントロールしやすくなります どうしても譲れないところでは大きな勝負をしつつ、人生で不必要な大勝負は出来る限り減らしていきましょう。
もちろん、完全に計画通りの人生を送ることは不可能です。
「大きなギャンブル」をせざるを得ない場合もあります。 ジリ貧で、中長期の破滅が回避不能な状況も同様です
このような状況では、戦力の分散投入や、マイナス期待値の無限回の試行は、合理的ではありません。 起死回生、あるいはリトライのきかない節目となるポイントでは、戦力を集中することが合理的です
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運が悪い人の多くは、「ハイリスクなギャンブルに、知らずに全財産で参加してて爆死」 or 「期待値がマイナスのギャンブルに長居」のどちらかの可能性が高い。 ↓
ポジショニングを変更し「期待値がプラスの場所で、小さく数を回す」ことで、回避可能
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toshi.iconちゃんと勉強していない麻雀は確率が収縮してきて中々前に進めない状態になっている
→期待値がマイナスのギャンブルに長居している状態