Chapter 6 色で売上アップ
消費者が選択する色
POINT
同じ製品でも、色の売れ行きが大きく違う。商品によって色の傾向には偏りがある。
ビジュアルプレゼンテーション...「視覚に分かりやすく訴える展示」の事を言う。ファッションで言うと、マネキンに全体のふくを着せて展示するといったもの。
LOHAS...「健康で、継続維持可能な生活を志向するライフスタイル」という意味の略。それをゆったりとした時間の中で楽しむ。スローライフ。スローフード。
エコロジー...本来は「生態学」という意味だが、「地球環境や自然を大切にする。」という考え方を示す意味で使われる。
サステナブル...「持続維持可能な」の意味で、環境や資源に配慮した考え方を示す言葉。
ファッション製品では白・黒・紺・灰色・ベージュ・アイボリーの合計が売り上げの70%を占めている。
自動車は白・黒・シルバーが全体の70%
table:製品の色に対する考え方
① 自分に似合うか 心地よいか 入れ雪を知り、評価結果を集め、今後の評価を予測する
② コーディネートできるか 過去の製品、他の製品との色の関係を考える。
③ TPOは適切か TPOの事例を適切に提供しているか。
④ 家族の賛同を得られるか 家族構成に対する配慮があるか。
市場の変化をよく見て、収集したデータを分析することが必要です。色の設計にあたっては、カラーコードを使用するのが一般的。
流行りに乗ったトレンディーなデザイン、カラー、素材、スタイリングを提供する事は、市場での競争力を左右する。
日本流行色協会(JAFCA)によれば、ファッション製品、インテリア製品、家電、自動車など多くの製品は、時代や景気に寄ってダイナミックに色が変化している。
私たちは、何らかの価値観を持って物事を判断している。「価値が高い」と多くの人が考える思想、態度は、その時の風潮となって時代の価値観を作る。
LOHAS(Lifestyles of Health and Sustainability)の考え方や、ゆっくりとした「スロー」な生活への意識が高まり、自然エネルギーに大きな注目が集まっている。
環境破壊や生態への危機を阻止しようとしている。
消費者に受け入れられる色を生み出すために
製品を企画開発するためには、ターゲットの特性や好みを絞り込む作業が必要。
色には、広く受け入れられているベーシックカラーと、先進的なトレンドカラーがあり、製品の企画にあたっては、ターゲット(保守層、現代層、先進層)に応じて、両者の配分を変える。
色のモチーフとして多く参照されるジャンルに、自然、人工物、歴史、文化がある。ターゲットに受け入れられる色を発想するためには、様々なジャンルを参照し、色の体験を積み重ねることが大切。
売れ筋色 ... 商品としてよく売れる色。
保守層... ターゲットとなる顧客層の分類事例。他と同じものを志向する
現代層... 最新のものをバランスよく志向する
先進層... 最新のものを好む
広く受け入れられているベーシックカラーと、先進的なトレンドカラー
量を売る色... 売れている色を優先する場合
質を売る色... 今後流行が見込まれる色を売り出す場合
見せ筋色... 人の目を引き、消費者を製品に惹きつける色
死に筋色... 新鮮さがなくなり売り上げにつながらない色
消費者が受け入れる色
自然の色
都市の色、人口の色
歴史、文化の色
カラーインスピレーション、、、色彩の着想やヒントのことです。
カラールーツ、、、「色のルーツ(起源)」を意味し、ある色合いやカラーパレットが生まれた背景や歴史、文化的背景のことです。
カラーモチーフ、、、デザインの中心となる「色のテーマ」や「色による主役(モチーフ)」のことです。