非対称なずれがある環境でブレスト
考えているアイデアblu3mo.icon
gpt-4.iconまとめ
この研究は、人が話すときに同じ言葉でも人によって違う意味に取れる「ことばの非対称性」を利用して、ブレインストーミングをより効果的にする方法を探っています。異なる解釈を通じて、新しいアイデアを引き出すことができると考えられています。 blu3mo.iconの提案:
「ことばの非対称性」がある環境における多人数の共同ブレインストーミングについての研究を行いたいと考えています。 従来の対称的な環境では、あるユーザーがAと発言した時、全員にとってその発言はAとして見えます。一方で、「ことばの非対称性」がある環境では、Aという発言が他の人にはA’やA’’に見えます。
・試し方:二人のユーザーから見たチャット画面が一つのウィンドウに表示されています。一方のチャット画面に何かを送信すると、その話題がGPT-4によって翻訳されてもう一方のチャットに表示されます。
このような仕組みを共同ブレインストーミング環境に用いることには、以下のような価値があると考えています。
・非対称性によるアイデアの広がり:実体験から、ブレインストーミングやアイデア発想の過程で誤読や誤解が大きな役割を果たすと考えています。「ある人の発言を本人の意図とは異なる形で理解した結果、新たなアイデアを思いつく」という経験が何度もあります。ことばの非対称性を人工的に作り出すことによって、このようなアイデアの広がりを促進できるという仮説を持っています。
↑これって共感してもらえますかblu3mo.icon
ある人の発言を本人の意図とは異なる形で理解した結果、新たなアイデアを思いつくということがあるあるなのか気になっている ブレスト時に他の人のアイデアXを聞いて、アイデアYと誤解してしまう
そのアイデアY自体に新しいアイデアとして価値がある
みたいなケース
新鮮味があるtakker.icon
言われてみると納得いく
個人的にはあるあるsta.icon
ダシにすると表現しているが、僕は(ブレストではないが普段)皆さんのアイデアや発言を思いつくままに取り入れている、その結果新しいアイデアの発見にまで昇華されることもたまにある 顧客が本当に必要だったものにも通じる。僕は顧客の発言もあまり鵜呑みにしてない。参考までにダシにして、あとは自分の方で考えてアイデアに繋げる ・非対称性によるアイデアの抽象化:前述のプロトタイプを使用した体験から、発言の変換を観察すると抽象的な構造を見出せることが分かりました。抽象的な構造を異なる側面から見ているユーザー同士が議論することで、具体のレイヤーに留まらない深い議論ができると仮説を持っています。
ここちょっと論理の飛躍あるかもなblu3mo.icon
抽象的な構造を見出せることが分かるのと具体のレイヤーに留まらない議論ができるのはすんなり納得いくと思うtakker.icon
もちろん説明を付け足してもいいと思う
仮に各ユーザーが自分の視点の会話のみ見ていたとして、ユーザー間の議論で抽象的な気づきは生まれる?blu3mo.icon
そこはまあいろいろ提示の方法がありそう
例:文学についての「古典文学よりラノベの方が読みやすい」という発言を建築の話題に変換すると「古典建築よりモダン建築の方が理解しやすい」という発言になります。この二つの間に、「古いXより新しいXの方が理解しやすい」という共通の抽象的な構造を見出すことができます。
Aの細かすぎてBに伝わらない例がBにとってスッとわかる例に翻訳できそうで面白そうcFQ2f7LRuLYP.icon
さらに、各ユーザー間の「現実共有の対称度」を考え、それをグラフ構造の辺の重みとして捉えた時に、様々なコラボレーションの構造を設計できると考えています。
具体例:
・二つのユーザーのクラスタを作り、完全二部グラフの辺にあたる部分の対称度を高めてそれ以外の対称度を下げる。 ・ハブとなるユーザーは他のユーザーと高い対称度で考えを共有し、それ以外のユーザー間は低い対称度で自由に発想を広げる
組織の形や生み出したいアイデアによって、適切なコラボレーションの構造は異なると考えています。実験を通じて、様々な構造の特性を研究したいと考えています。
面白そうnishio.icontakker.iconcFQ2f7LRuLYP.icon
論から例、例から論への変換をブーストしてくれそうtakker.icon
関係ないかもですが、ブレストって人-人でないといけないのか興味がわきましたtsuzumik.icon
別?
具体->抽象の行き来を助けること
これは正解が分かってることを別分野に応用するのに役立つ
抽象構造の誤読・誤配が起きること
これは正解が分からない時に、よりよい構造を見つけるのに役立つ
ブレストはこっちの場面を想像するtsuzumik.icon
話してみて、返ってくる返答への違和感から、あれ自分の思ってたのずれてる?みたいな調整をかけることがよくある気がする
聞いてもらう方の能力を信頼してて(師匠的な)、学ぼうとしている状態
よくできたストーリーで聞いても分からないので、自分で試行錯誤して聞き出す体験が必要?
抽象構造の誤読・誤配を、別の人間の知識・知性に頼って起こすことが有益? AIで雑に誤配をたくさん起こして、フィードバックして、発話者のアイディア広がりを助ける
対人間で誤配を起こして、複数人の間でアイディア広がりを助ける
人-AIでも人-人でも有益そう
GPT-4以下のアイデア発想力(?)の人間とブレストをするくらいなら、GPT-4と話した方が有益だと言える?blu3mo.icon
いや、ブレストって単純に相手のアイデア発想力が高ければ高いほど良いわけでもない気がする
誤配とか感情の相互作用とかそういうコミュニケーションの要素がideationに効く、という側面も大きそう
誤読・誤配で「イラッ」とする時と面白い発展になるときとは何が違うんだろうなnishio.icon
ある程度の下支えとして相手に対する優しい気持ちが必要な気もした
人-人の話。僕はどう捉えてるかなと思って書き出してみる。もっとドライに捉えてるようだsta.icon
どれだけネタを出せるか(発散できるか)が重要
誰が(何が)出すかは関係がない
Aさんである必要はないし、人間でなくてもいい
ちなみに一人でもできる
が、現状出せるのが人間だけで、仕事の文脈だとチームメンバーとかしかいないので人-人になるだけ
GPT-4の方が人間より強そう(有益そう)なのも同感
ただ人間みたいに「勝手に出してくれる」ほど都合はよくない、上手く使ってあげる必要がある
もちろんプロンプトの工夫も必要。ここが乏しいと、GPTが出す解も偏るだろう
よって人-人である必要は全くない派
が、今のところまだ人間の方が優秀なイメージ
GPT-4は一般論ばかり出してくる
誤読について
誤読してもよいと思ってる
たとえばXという言葉をX'で捉える派とX''で捉える派がいたとするなら、ブレストではX'に関するネタもX''に関するネタも両方増えていく
どちらも発散すればいい
AI相手だと発散しやすいかもしれない
人相手だとどうしても遠慮や馴れ合いや義務感が発生してしまう
AI相手であればそういう配慮はしなくていいので、もっとのびのびできそう