雨氷
雨氷(うひょう、(英: glaze)は、0℃以下でも凍っていない過冷却状態の雨(着氷性の雨)が地面や木などの物体に付着することをきっかけに凍って形成される硬く透明な氷のこと。着氷現象の一種でもある。 明治時代に気象用語が決定される過程で錯綜があった。1873年の国際会議では当時の定義に基づき、ほぼ透明な付着氷をglazed frost、白色で比較的脆い氷をsilver thawとし、日本では1877年(明治10年)に前者が「凝霜」、後者が「樹氷」と訳されたが、2語は1915年(大正4年)に「雨氷」と「霧氷」に変更されている(霧氷#用語の変遷も参照)。「凝霜」は霜と混同して誤解を生むとされたことなどが背景にあった。「雨氷」は中国語の「雨淞」を移入し、一般的でない淞の字を変更したものである。英語の定義はのちにglazeに一本化される一方、着氷性の霧による白色で脆い氷がsoft rimeとなり、こちらに「樹氷」の訳語が継承され、気象用語ではなくなったがsilver thawには「白銀霜」の訳語が充てられている。 似てるけど別の現象