開いたゲートの中に入らない人
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https://gyazo.com/64a43da06c2ab5f3a1768ccc05625bb2
絵はだいぶ前に書いたのに考えるのを忘れてた
ゲートの中で何か価値のあるものXを配ってる
ゲートは誰でも入れる
しかしゲートを入らずに外に立ったままXを欲しいという
具体例、自分が中か外かによって解釈が変わりそうなのでネタバレ記法にしよう
具体例1: Cosenseに興味はあるがGoogleアカウントを作りたくない人
「そうなんだ、じゃあ無理ですね」一択だよね
みんなでScrapboxの共同編集を試してみよう!というイベント時に実際に発生した
参加は強制ではない
あなたは他の人が書き込んでるのを傍観できるが、書き込めない
その立場を選択したのはあなたの自由意志だよね、と言う感じ
参加する人が主たるターゲットなので、参加しない人に時間を割くのは適切な時間配分ではない
具体例2: 講演者が講演資料はTwitterに投稿しましたと言うのに対して「私はTwitterのアカウントがないんだけど」と言う人
講演直後の物理的質問殺到時間だったので個人のITサポートなんかできるわけがなくて「アカウントなくても見れますよ!」と言ったんだけど、Twitterをアカウントなしで見ると時系列にならないから直近に投稿した講義資料は見つけられないと後になってきづいた
どうすればよかったのか
そもそも"ゲートを入らずに外に立ったままXを欲しいと言う人"に対して、僕がゲートの外まで運ぶ作業をすべきなのか?
そのコストは外にいたい人の「外にいたい」によって発生しているんだから、その人が外に運んでくれる人を見つけるコストを支払うべきでは?
イベント運営も公式ハッシュタグとか作って発信している、まさかそれを受け取ることを拒否してる参加者がいるなんて。その参加者はセルフ疎外してる、情報的な自傷行為に見える 全部ゲートの中に(自発的|主動的|自ら)入ってくる人のみをターゲットとしてる前提がありそうtakker.icon
逆に(参加者|賛同者)を増やしたい場合はこの前提は使われなさそう
例:
部活で新入部員を増やす
選挙で支持層を増やす
うーん、これ別の話だな
ゲートを入らずに外に立ったままXを欲しいと言う人ではなく、そもそもXを認知していない人を呼び込むことを目的としている場合のこと
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X(Twitter)、たしか今はアカウントがないとポストさえも見れなかった気がする
そういうサービスは増えている(囲い込み?)
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ニュアンスがわからないけど、「一応聞いておこう」みたいな感じならそこまで変な感じはしないかなと思った
その人の中には、そのゲートに入らない理由があって、もしゲートに入らないとできないことがあるのだとしたら、天秤にかける必要があるのだと思う
でも、そこにゲートがあることが勘違いかもしれないから、一応聞いてみる
その人からしたらゲートは開いていない(もしくは、入るのに意思の力が要る)
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切り出されてたので画像も貼った
関係しそうtakker.icon
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自分はFa※ebookが大大大嫌いで、アカウントは持ってるけど、ログインしたくないから、もしそこでしか無い情報に欲しい情報があったとしても取りに行かないと思った
だからそこにしかコミュニティがないところには自分からそもそも近寄らない
好き嫌いでそこに行かないというのは普通のことだと思う、国だって好き嫌いがすごいあって、海外旅行の計画があっても、その国なら行かないという人はかなりいる
でもその個人の好き嫌いがあっても、どうしても得たい情報や成果があるなら、自分でなんとかすべき事だと思う
自分でなんとかすべきだけど、それを誰かがやってくれるなら、そこにビジネスは生まれそうだ