通い農業支援システム
研究の背景
震災被災後の営農再開地域では、生産者が管理するハウスが複数箇所に分散していたり、居住地より遠く離れた場所にある場合などでは、各ハウスの状況をその都度行って確認することは大変な作業となっている。 このような遠隔ハウスへ毎回通いながら行う農業を支援するため、Iotなどのスマート化技術の適応を検討してきた。高精度で高価な機器の運用でななく、簡便で安価なシステムの構築を試み、生産者が気軽にハウスの遠隔監視システムを導入できる“通い農業支援システム”の開発を目的とした。 https://www.youtube.com/watch?v=-jZLihC20uU&t=210s
本マニュアルで紹介する「通い農業支援システム」を導入することで、遠隔地からスマートフォンで温度、湿度、土壌水分などを定期的に確認でき、取得データは平均値やグラフで確認できるため、見回りの管理の負荷を軽減できるなど、これらの問題の解決に役立ちます。
https://gyazo.com/fc7bb961392c596f9d96fcf96ce61a8e
安価な監視システムが作れる、その理由はDIYのように各自で資材を用意して自力で構築(ソースコードは公開されている)するから、という発想がおもしろいHiro Aki.icon さらにおもしろいのは、これが公開された2020年以降各地で講演を行ってきて、段々と講演後に導入した人たちからの意見が出るようになり、公開して終わりではなく発展していきそうなところ