豆蔵
技術コンサルティング事業部でScrapboxを導入
部長補佐・主幹コンサルタントの人がScrapboxを部内に広めた
ある程度偉い人じゃないと広めづらい…?yosider.icon
導入した理由
案件ごとに担当者がアサインされ、メンバー間の交流があまりなく、情報共有ができていないことに課題を感じていた
ノウハウ(know-how)
どんな案件が動いていて、その中でどんなツールやミドルウェアを使った提案をしているか
ノウフー(know-who)
誰がどんな知識を持っていて、どんなことが得意か、どんな案件に関わっているか
Scrapboxを導入する前に使っていたツール
他社のプロジェクト管理ツール
情報が案件単位で閉じていた
リアルタイム性が悪かった
情報を検索しづらかった
部内にScrapboxを浸透させるためにどうしたか
まずは自分が積極的に書き込んでページを増やしていった
営業に案件情報をScrapboxに登録して欲しいと頼んでも、最初のうちは『めんどくさい』と言われ、私が勝手に登録したり(笑)
業務外のライトな情報も
新宿でランチの美味しい店を紹介するページなど
Scrapboxを組織の中で浸透させるためには、『ここを見るとさまざまな情報が得られる』とか『自分も情報を更新したい』と思わせることが大事だと思います
毎週100ページ近く新規ページができるようになった
https://gyazo.com/47bd5b21925b1869b8142e4b836b8fe0
用途
営業とコンサルタントのコミュニケーション
まず営業がクライアントにヒアリングをして、その情報をScrapboxの新規ページに書き込みます。その後、担当のコンサルタントが決まると、Scrapbox上で提案書作成に向けたディスカッションがなされ、受注後も情報が追記されていきます。ページは誰でも気軽に閲覧できるので、常にチームの全員が現在の社内の案件状況を把握できるようになりました。
それに、以前は新規案件の情報を事業部長が営業から吸い上げてコンサルタントに振り分けていましたが、Scrapboxを導入してからは、案件のページをコンサルタントが能動的に閲覧し、『この案件やりたいです』と手を挙げるような雰囲気に変わったんです。これは予想していない変化でした。コンサルタントは自分がやりたい仕事をできるようになったし、営業もコンサルタントの意思を聞くようになってから意識が変わってきたと思います。
社員の個人ページ
クライアント先に常駐しているコンサルタントとのコミュニケーション
更新に対する敷居の低さが魅力なので、ルールを厳格化しないほうが良い
3つのみ
閲覧、編集できるのは社員のみ
インターンは不可?yosider.icon
閲覧、編集するときは周りの環境に注意する
社員を批判する内容は書かない
あとは私や導入時に使い始めたScrapboxのコアなユーザーが自主的に他の人の使い方をウォッチして修正してあげたり、リンクを追加してあげたり、編集委員的な役割を担っています。ルールを決めて上から縛り付けるのではなく、下から支える……そんな感じですね。 今後のScrapboxの利用方法の構想
受注した案件の情報だけでなく、受注できなかった案件の情報も書いて、分析したい
グループ全体に広げていきたい