義務論理
古典論理に次のトークン、公理、推論規則を追加
トークン:
$ O: ~であるべきだ
$ OAが$ Aであるべきだの意味になる
$ P: ~であってもよい
$ PAが$ Aであってもよいの意味になる
$ F: ~であってはならない
$ FAが$ Aであってはならないの意味になる
演算子同士の関係
$ PA:=\lnot O\lnot A
$ FA:=O\lnot A
公理K: $ O(A\rightarrow B)\rightarrow(OA\rightarrow OB) 「$ Aならば$ Bであるべき」ならば「$ Aであるべきならば$ Bであるべき」
公理D: $ OA\rightarrow\lnot O\lnot A つまり $ OA\rightarrow PA $ Aであるべきならば $ Aでもよい
推論: $ Aが無仮定で証明可能 ならば $ OAもまた無仮定で成立
備考
公理Kと同値な次の命題を考えると理解しやすい
$ (O(A\rightarrow B)\land OA)\rightarrow OB
「$ Aならば$ B」であるべき かつ $ Aであるべき ならば $ Bであるべき
「慈悲深い人ならば寄付する」べき かつ 「慈悲深い人である」べき ならば 「寄付する」べき
誤謬にありそうなレトリックを導けるSummer498.icon