月の満ち欠け
映画『月の満ち欠け』公式サイト | 大ヒット上映中
https://www.youtube.com/watch?v=a9hrUEGUFK8
”もう一度逢いたい”と願う純粋な想いが、27年の時を超えて奇跡を起こす――
仕事も家庭も順調だった小山内堅(大泉洋)の日常は、愛する妻・梢(柴咲コウ)と娘・瑠璃のふたりを不慮の事故で同時に失ったことで一変。
深い悲しみに沈む小山内のもとに、三角哲彦と名乗る男(目黒蓮)が訪ねてくる。事故に遭った日、小山内の娘が面識のないはずの自分に会いに来ようとしていたこと、そして彼女は、かつて自分が狂おしいほどに愛した“瑠璃”という女性(有村架純)の生まれ変わりだったのではないか、と告げる。
【愛し合っていた一組の夫婦】と、【許されざる恋に落ちた恋人たち】。
全く関係がないように思われたふたつの物語が、数十年の時を経てつながっていく。
それは「生まれ変わっても、あなたに逢いたい」という強い願いが起こした、あまりにも切なすぎる愛の奇跡だった——。
原作:佐藤正午「月の満ち欠け」(岩波書店刊)             
直木賞受賞作
出演:大泉洋 有村架純 目黒蓮(Snow Man) 伊藤沙莉 / 田中圭 柴咲コウ
監督:廣木隆一  
脚本:橋本裕志
音楽:FUKUSHIGE MARI
劇中曲:John Lennon「Woman」(ユニバーサル ミュージック)
配給:松竹株式会社
原作小説は岩波文庫をパロディした装丁になっている
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岩波文庫的 月の満ち欠け - 岩波書店
担当編集者によると、佐藤さんは同作が直木賞候補だったころから「受賞したら岩波文庫に入れてほしい」などと冗談半分で話していたという。
ただ、岩波文庫は長い年月の評価に耐えた古典を収録しており、日本の小説も夏目漱石ら文豪の作品が中心。そのため、刊行後まだ2年半の同作を、岩波文庫ではない文庫本『岩波文庫的 月の満ち欠け』として刊行することを決めた。
装丁は一見すると岩波文庫のようだが、通常は「緑」(現代日本文学)のカバーの背の色が月の光を意識した「ゴールド」だったり、表紙の左下のマークが「月の満ち欠け」をイメージして微妙に変わっているなど、ちょっとしたいたずら心が添えられている。
「岩波文庫的」な直木賞小説 岩波が異例のパロディー装丁 - 産経ニュース