恋愛のロストテクノロジーについて
今日、奥さんと付き合う前の自分たちについて話していたんですが、「コタツの向かい側で面白い本の話をしていると思っていたらそのまま本を持ってスッと横に入ってきて一緒に読むみたいな空気出してきてめっちゃ近!なんだこの技!って思った」という思い出話をされました。 そのとき、ああ確かにそういうことを狙ってしたこともあったかなと思いつつ、しかしそれはもう長いこと真剣に検討していない類の技術に関する言及であって、いまの僕にはゆるふわとした身体操作の名残のようなものしか感じられず、これはもうロストテクノロジーと呼んでよかろう、というような気持ちになったのでした──。(了) 著者解題
これは本当にあったことで、ほとんど日記のようなエッセイです。しかしこれで僕は求められていた正解をちゃんとやれているのか、いささかの自信もありません。
口説くとか全然わからんことに気付いてしまったはるひ.icon 知らんけど、「口説いてません」というメッセージと、「口説いています」というメタメッセージを同時にシグナルできると、強度のある「口説き」を生じせしめられるかもしれない。知らんけど。 kentnkmr.icon
知らんけど.icon
職場内婚の自分は口説くとかのフェーズはスキップしてる気がするinajob.icon 少しずつお互い歩み寄っていくのが重要なんではと思ってるkyamad9.icon
コクハラとかは段階すっ飛ばすからアウト感がある(個人の感想) 知り合う -> 話す -> 1 on 1 で会う -> 何回かデートする -> 好意小出しにする また、この段階はもっと細かく区切ることができる
お互いに次のステージに行っても良い、という合意がされて初めて次にいく
この段階を踏まないと急に距離詰めてきてえぇみたいな感想になる(という理解)
この合意、目に見えない気がするcFQ2f7LRuLYP.icon
僕も大抵の場合目に見えないモノと認識してますkyamad9.icon
明示的な合意は告白イベぐらいですかね
告白の前に秋波を送るがありそうkumatako.icon 似たこと(「キミィが興味あること、ぼくはくわしいよ?」のアピール)は何度もしたことあるけど自分は戦果がないsta.icon むしろ暑苦しいとかキモいという評価を受けてしまったw
単にアピールして近寄ればいいだけではダメなのだと思った
なんていうか「足切りライン」があって、そこで切られない程度の振る舞いなり属性なりが必要と思われるsta.icon その辺はあまり言語化されていないので、感覚で勝負するか、さもなければ「技術」として捉えて身に付ける必要がある
このラインは時代とともにかわる、つまり技術も変わる
変わってしまった古き技術が、ロストテクノロジーか?
もう古いので誰も言語化とかしない → 技術として残らない、みたいな
上のkentnkmr.iconさんの場合だとこういうことかと思ったcFQ2f7LRuLYP.icon
親しい関係になる前の「スッと横に入ってきて一緒に読む」みたいなことは、
親しくなった今では 必要のない/やり方を忘れてしまった 技術になってひさしい
ここがロストテクノロジー
恋愛の駆け引きを楽しむ段階から、別の段階に行ってる
なるほどsta.icon
そのとおりです。いまは「家族」になり、僕にとって恋愛的な手管のあれこれはロストテクノロジーとなりました。 kentnkmr.icon
カップル同士の一般的な駆け引きというよりはずっと個人的
ex.付き合う前あんなに色々お菓子作ってくれたのに、今となっては全然お菓子作ってくれなくなっちゃったなぁ
この場合だと「手作りのお菓子」が「ロストテクノロジー」化している
パートナーを釣った魚扱いしてるあたりが現代から見ると既に酷い
kentnkmr.iconさんのケースは「身体動作の名残」ってとこに目がいってるのが面白いcFQ2f7LRuLYP.icon
「手作りのお菓子」のような、物を媒介としてはいない
たしかに拡張されたダンスのようなものかもしれません。知らんけど。 kentnkmr.icon cFQ2f7LRuLYP.iconさんが解説するとなんでも和歌に見えるwinajob.icon基素.icon
世の中にあるものはすべて和歌みたいなものなんですよ(暴論)cFQ2f7LRuLYP.icon
かっけー、井戸端にオープニングがあるとしたらcFQ2f7LRuLYP.iconさんの紹介中はこのテロップ入れてほしいinajob.icon
和歌の読解で学んだ方法をテキストにも適用させている節があるcFQ2f7LRuLYP.icon
これは気になるます kentnkmr.icon
口説く、とは違うアプローチにかもだけども、十分仲の良い友達ポジションになってから、アプローチする、という方法だと、距離感を測ることがうまくできればOKされやすい気がするinajob.icon フィクションものでよくある、あまり相手と親しくない状態でアタック、というのは恋愛強者?しか成功しなそう 恋愛強者でおもしれー女を連想したcFQ2f7LRuLYP.icon そういえば似たこと以前から何回も学んでましたsta.icon
なんていうか恋人は技術や知識や景品や勝負事みたいに「いかにして手に入れるか」が通じない(通じにくい)イメージ
全く別の、たぶん「人として尊重する」みたいなパラダイムが要求される
他人を満たすことで自己満足できる、という路線を開拓できれば結果的に利他的に見える、という可能性もありそうです(狙ってできるようなものではないが……)sta.iconkentnkmr.icon
そっちのほうが面白そう、という理屈はどうか?inajob.icon
なるほど。面白いことをしていたら恋人ができていた、とかありえるかもしれないsta.icon
結果はあとからついてくる、みたいな
婚活みたいなケースだとまた違うアプローチなのかな?inajob.icon 初対面の段階で結婚を意識するというシチュエーション
これは経験者じゃないとわからん気がするな
Taisei117.iconさんが詳しかったcFQ2f7LRuLYP.icon
現在進行形だーinajob.icon
役者になった気持ちになればなんでもできる気がしてきた基素.icon
無口な彼の気を引くために、ブログを作って記事の中でアピールして実った恋もあるmaichan.icon 本気で好きな人のためなら何でもできちゃう
逆に好きな人の気を惹くのに途中であきらめちゃう・めんどくさいと思っちゃう方がよくわからない
人間相手だと失敗しづらいから試しづらい、というのはあるsta.icon
「とりあえず告白してみるか」「だめならフレーズAを追加して告白してみるか」「だめならフレーズB」「だめならAの次にB」みたいに色々試したいが、人間相手だとそれができない
(し、この場合文脈次第ではセクハラ扱いになったりもするだろう)
空気とか機微とかそういうの読める人?だと「どういう試行錯誤をすればいいか」がわかりそうですが、sta.iconは全然わからないので、プログラミングするみたいに「とりあえずテキトーに試す」「その結果を見て次の行動を考える」みたいなことしかできない……
本気ではないのかもしれない
まあsta.iconの場合、「≒性的に好みだ」なのでそういうものかも
たぶん本気の恋って性欲以外のモチベもありそうだし
強いkyamad9.icon
どうやれば失敗しないかはある程度わかるが、途中で「だるいな」と感じてやめてしまって敗北するsta.icon
表情つくるのだるくなって真顔になったりとか
取り繕うのがだるくなって普段どおりキモいことを書いたりとか
(たとえば会社の新人SNSでこれをしてしまった)
一度つくったマイナスを取り返すのはかなり難しい
文章が美しすぎて感動したkyamad9.icon