彗星交叉点
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筑摩書房 彗星交叉点 / 穂村 弘 著
街角でふと耳にした会話、お店の看板……たまたま出会った言葉の断片が詩に見えてくることがある。そんな「偶然性による結果的ポエム」についての考察。
「妹が目の前で眠っています。そばつゆに髪の毛を浸して」偶然性による結果的ポエムの考察。
穂村弘
もしかして: 太陽風交点
from 2023/05/03
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もげたり、にえたり
「もげんけん」の一語を拾って記憶する感性もまた詩人のそれ
日頃から周囲の言葉への注意を払ってるなと思った
日常に、どこにも残らない詩がどれだけあってどれだけ見逃している/きたのかとも思った
その言葉を自分に向かっていうのは
弔いの気持ちのある章段
ありがとうござ
喫茶店でウェイターに水を注いでもらった時の、ちょうどいいお礼の言葉
ありがとうだと偉そうだし、ありがとうございますだと格式ばる、だから感覚的には「ありがとうござ」
この省略使ってみたいcFQ2f7LRuLYP.icon
言語を玩具として使ってる例
from 2023/05/05
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子供を相手にして手加減のない大人、いいなあ
ここでは「仮面ライダー」(初代)を初めて目にした子供から「名前」を聞かれた親御さんが、容赦ない答えをしている
仮面ライダーはシリーズが多いので、たとえばクウガとか鎧武とかの名前がついており、1号ライダーにも当然名前があると子供は予想している
男の子「仮面ライダーなに?」
(...)
父親「ないよ」男の子「えっ!」
父親「名前って、アマゾンとかそういうことでしょう?」男の子「うん」
父親「ないよ」男の子「えっ!」
父親「それは仮面ライダーの記念すべき第一号だからさ。それ以上の名前はないんだよ」
p.108
「記念すべき」「第一号」の過剰さを見よ
わかるwはるひ.icon
名無しの仮面ライダー存在を知る男の子の困惑も面白いが、そのあどけなさを憶えて伝える筆者の腕、流石
大人の方の真剣味も伝わる
おれ…穂村弘好きになっちゃうよ
待遇のいい会社
オチ含めてくつくつ笑ってしまった
人を面白がらせるようなことを言えたらかなりレベルが高いと思う(なにの?)
昨日のボドゲ会の雑談でのコミュ話と3ポップリンクくらいしている
おませ
年に見合わぬ発言もなかなかよろしい
幼児が異様に老けた発言をするなどしている
憧れの云い回し
人に貸したまま返ってこない本になってしまったcFQ2f7LRuLYP.icon