レフ・ヴィゴツキー
from 『思考と言語 新訳版』 訳者のまえがき
十月革命の直後1920年代から1930年代にかけて活躍したロシアの非凡な心理学者 当時の国内・国外の心理学会に支配的であった諸種の生物学的・自然主義的理論──フロイトの精神分析学・ゲシュタルト心理学・行動主義心理学・人格主義心理学など──を鋭く批判するとともに、弁証法的唯物論の立場にたつ新しい心理学体系の建設に、多数の理論的・実験的研究を通じて、非常な貢献をした。
今日とくに重要な研究と思われるのは、
子どもの思考と言語の発達の問題に関する研究
生活的概念と科学的概念との比較研究
障害児の研究
などである