モキュメンタリー
モキュメンタリー(英: mockumentary)は、映画やテレビ番組のジャンルの1つで、フィクションを、ドキュメンタリー映像のように見せかけて演出する表現手法である。モキュメンタリーは擬似を意味する「モック」と、「ドキュメンタリー」を合成したかばん語であり、「モックメンタリー」「モック・ドキュメンタリー」ともいう。
mock - ウィクショナリー日本語版
モックアップ/木型(木型 - Wikipedia)
モックオブジェクト(モックオブジェクト - Wikipedia)
Mockumentaryという単語はオックスフォード英語辞典には1965年から掲載されているらしい
虚構の物語を、あくまでも事実を伝えるドキュメンタリーとして構成する映像手法である。そのため、ドキュメンタリーの慣例に則って架空のインタビューやニュース映像、関係者の証言などが織り交ぜられてゆく。また、発掘されたビデオ映像という形態で、逆に一切のテレビ的な構成を排する作例もある。内容はコメディからホラーまでと幅広い。
cf. やらせ、自作自演、八百長、マッチポンプ
「発掘されたビデオ映像」という形態のモキュメンタリーとしては、後述の『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』が有名
特にこの形態はファウンド・フッテージと呼ばれる(ファウンド・フッテージ - Wikipedia)
ジャンルの起源は明らかではない。映像作品以前では1938年にオーソン・ウェルズが手がけたラジオドラマ『宇宙戦争』は、架空のニュース中継という手法を取り、内容を信じた聴取者がパニックを起こしたことで知られる。映画では1950年代にすでに現れている。1977年のテレビドラマ『第三の選択』は、先駆的な例として、しばしば紹介される。1980年代に架空のバンド"スパイナル・タップ"を追った『スパイナル・タップ』の成功で「モキュメンタリー」という用語が有名になった。1990年代には、森で遭難した若者たちの遺したビデオ映像という設定の低予算映画『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』が興行収入の面で大きな成功を収めた。
モキュメンタリー - Wikipedia
映画に関しては以下も参照のこと
Category:モキュメンタリー映画 - Wikipedia
引用中の『宇宙戦争』に関する記述についての注意
『宇宙戦争』(The War of the Worlds)は、1938年にアメリカ合衆国で放送されたラジオ番組で、俳優オーソン・ウェルズがH・G・ウェルズのSF小説『宇宙戦争』を脚色し朗読した。放送をきいた人々が火星人の襲来を事実と信じこんでパニックが起きたという説は、現在では根拠のない都市伝説として否定されている。
宇宙戦争 (ラジオ) - Wikipedia
モキュメンタリーとは 単語記事 - ニコニコ大百科
モキュメンタリー (もきゅめんたりー)とは【ピクシブ百科事典】
「モキュメンタリー」と聞いて個人的にパッとすぐに思い浮かぶのは水曜スペシャルの川口浩探検隊やNHKのタイムスクープハンター、映画では「武器人間」と「第9地区」あたりかなぁhatori.icon