フレーム問題
何かを実行するときに、ありとあらゆる条件を洗い出し続けていっこうに実行できなくなる問題
実行に関係のない条件まで永久に洗い出してしまう
実行に関係のない条件を判断しないようにしても、今度は実行に関係のない条件かどうかをありとあらゆる条件に対して判断し始めてしまう
人間はこの問題に対処できているか対処できているように見せかけることができている
Deep Learningではフレーム問題を解決した、みたいな言説を見かけた気がするけれど、どうやって解決したのか分かっていない(横道に逸れる話題ですが)tetsuya-k.icon と思ったけど解決済みという話が間違いなのかな?
なるほど。。。
穿った見方をすれば、第1次AIブームのスターだったジョン・マッカーシーは、拡大するAIブームの期待と重圧に耐えきれず、自らAIブームを終了させようとしたのかもしれません。
AIで現実世界の課題を解決することは根本的に不可能だと証明するためにフレーム問題を提唱したのかもしれません。
他でもないジョン・マッカーシーがAIは理論的に現実問題を解決できないと宣言したのですから、1970年代に入って、急速にAIブームが収束したわけです。
こういう背景を考えると、フレーム問題の不自然さも理解できます。
...
フレーム問題とは、なぜ、AIが現実問題を解決できないかを無理やり説明するために作り出された問題なのです。
ジョン・マッカーシーの言い訳のための理論なのです。
この辺見ていると、量子力学の理不尽さを猫と毒ガスで例えたあの人みたいですね。立場は全然違いますがtetsuya-k.icon でも、この文章はなんか気に食わないかも...
たしかに第一次人工知能ブーム(エキスパートシステム全盛期)っぽい問題だとは思いますけどね
共通点:いつまで経っても目標の行動に移れない
相違点:不要な判断に時間を割いている訳ではない?
今対処すべきではないことに対処し始めている場合もある
例:yak shaving.icon
途中までは必要な作業だった
タンスの滑り具合が気になった辺りから余計
後回しにしても問題ないことだった