ピザ屋の質問
会議が行き詰ってどうしようもなくなった時、デリバリーに来たピザ屋のお兄さんに会議の話を聴いてもらい、分からないことがあったら質問してねとリーダーが頼んだの。それでピザ屋のお兄さんは素朴にわからないことを質問したところ、あまりにもシンプル過ぎて、メンバーの考えには全く及ばなかったところに気が付くことができて、そこからブレイクスルーが起きたと。 「教師の面前で」での、アフリカ西海岸の一部族にシェイクスピアの「『ハムレット』」を理解させる試みは面白い。彼らはもちろん「ハムレット」を読んだことはないが、死について、親子関係について、意見を持ちそれを表明して議論することができる。これを「読んでいない」と断言してしまっていいのだろうか、という疑問は意外に重いような気がする。